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副隊長の乱菊以外は日番谷の指導の賜物か真面目な隊員が多いのが特徴。隊長と副隊長の性格が全く対照的なのが大きな特徴でもあるが、隊士からは慕われている。110年前の隊長は京楽曰く「死んだ」らしいが、現時点での詳細は不明。劇場版第2作では日番谷に謀反の疑いが掛けられたことにより、この隊そのものが取り潰しに為りかけた。 隊花:水仙(すいせん)特色:神秘とエゴイズム

ひつがや

日番谷冬獅郎
(ひつがや とうしろう)

声 - 朴?美/演 - 永山たかし 護廷十三隊十番隊隊長。天才児と呼ばれ史上最年少で隊長に就任した。 西流魂街一地区「潤林安」出身。史上最年少で隊長になった銀髪翡翠眼の天才児。小柄な少年のような外見(身長・体重ともに9歳男子の平均値に相当[1][2])だが、物事を冷静に見渡せる高い見識の持ち主で、常にドタバタ騒ぎを巻き起こす死神たちのなかで、主にツッコミ役に位置づけられているクールな常識人。羽裏色は千歳緑(ちとせみどり)(常緑植物の葉の色)。 かつて死神になることを日番谷に薦めた恩人でもある副隊長の松本乱菊との関係は現在絶妙なパワーバランスで成り立っている。一見正反対な性格にみえるこのコンビだが、なぜか馬が合うらしく仕事中だけではなくよくプライベートも共にしている。書類仕事に関してはサボりたがる副官なのか、どこかへ行ってしまったらしい乱菊を探しまわったり[1]、来賓相手に乱菊が話している間に黙々と乱菊の分までも書類をさばいたり[2]、昼休みを一時間過ぎても気付かずに執務室の長椅子で眠り続ける乱菊を自分がその場を離れるまで寝かせておく[3]などの事務作業の有能さや、やや苦労性ながらも優しさが窺えるような行動もみせる。 五番隊副隊長・雛森桃とは幼馴染で、幼い頃は流魂街に住む祖母の許で姉弟のように育った。それ故に雛森の身を案じ気遣っており、雛森を心身共に追い詰めた市丸や藍染に対し、怒りを見せたこともある。西門の番人・?丹坊とは仲がよく休日になると彼に会うために足を運ぶ。彼に「都会のルール」を教えた人物[4]。 「潤林安」で過ごした当時は祖母と雛森以外の周囲の人達から、銀髪と翡翠の瞳に加えて物事を冷静に見渡せるクールな性格のため「氷のようだ」と言われ恐れられ避けられていた。またこのときから「氷輪丸」の本体を夢で見るようになった。偶然出会った死神、乱菊に夢で見た「氷輪丸」のことと、自身の力がこのままでは祖母を殺してしまうことを指摘された上で死神になるように諭され、祖母の元を去り死神を目指すようになった[5]。 仕事熱心なのも「寝る子は育つ」という祖母の言葉を率先して忠実に実行する為に早く自室に戻り昼寝がしたいという理由から来ており、休日には流魂街に住む祖母に会いに行く程のおばあちゃん子。甘納豆は流魂街に住む祖母の好物で、昔から食べていて好物であり、今でも時々祖母から隊舎に差し入れが送られてくる[6]。しかし、その他の甘いものは苦手。他の好物は大根おろし付きの玉子焼き[7]で嫌いなものは干し柿。 一護等に呼び捨てされたり、「隊長」を付けないで呼ばれる度に「日番谷隊長だ」と言い返しており、アニメではある種のお約束となっている。 寒さに強いが暑さに弱く、自身の著作である「華麗なる結晶」も夏の間は休載される。隊長の中では一番背が低く、今のところ全護廷隊士の中でも十一番隊の副隊長・草鹿やちるに次いで低身長である。身長が伸びないことに本人が一番悩んでいる。コマ回しが幼い頃から得意で、潤林安では負け無しの強さを誇る。
隊章(たいしょう)
護廷十三隊それぞれに存在するシンボル。各隊章ともそれぞれ異なる花をかたどっている。それぞれの花言葉が各隊の特色を現している。各隊の隊花および花言葉は全て後述の『カラブリ+』にて判明した。
1
きく)
真実と潔白
2翁草
(おきなぐさ)
何も求めない
3金盞花
(きんせんか)
絶望
4竜胆
(りんどう)
悲しんでいるあなたを愛する
5馬酔木
(あしび)
犠牲・危険・清純な愛(あなたと二人で旅をしましょう)
6椿
(つばき)
高潔な理性
7菖蒲
(しょうぶ)
勇気
8極楽鳥花
(ごくらくちょうか)
すべてを手に入れる
9白罌粟
(しろけし)
忘却
10水仙
(すいせん)
神秘とエゴイズム
11鋸草
(のこぎりそう)
戦い
12
(あざみ)
復讐・厳格・独立
13待雪草
(まつゆきそう)
希望
十三番隊隊長・浮竹十四郎からは「じゅうしろう」「とうしろう」と名前の響きが似ているため気に入られている[8]。 写真集「冬のライオン」が重版されたり、グラビアカレンダーの発売、さらに瀞霊廷通信で特集が組まれる[9]など、瀞霊廷内での人気はかなり高いものと思われる。乱菊曰く「男女問わず大人気のウチの隊長」らしい。なお写真集は乱菊の隠し撮りによるものであり、基本的にイベントごとへの付き合いはよくないのだが乱菊に連れ回されて出席することもある。「冬のライオン」が重版されたことを乱菊にイキナリ伝えられ、「重版されたコメントを!」と乱菊に頼まれたが、「うるさい!」と一喝した。 尸魂界篇 [編集] 護廷十三隊内部の不穏な気配をいち早く察知し、独自に探索活動を行い市丸ギンに疑惑の目を向ける。市丸の計略により雛森と刃を交える事態に陥ったが、市丸の狙いがルキアの処刑にあるとかぎ付け処刑を止めようと中央四十六室に乗り込み、そこで真実を知ることになる。全ての仲間を騙していた藍染に対し逆上し【卍解】を以って彼に挑んだが、一瞬にして倒されてしまう。卯ノ花烈の救護で一命を取り留める。 破面篇 [編集] 破面(アランカル)襲来時に備えて、破面討伐隊の現場指揮官としてルキアらと共に「日番谷先遣隊」として現世へ派遣され、代行組の一護らと合流する。最初は乱菊の誘いを断り自分で泊まる所を探す素振りを見せるが、結局は乱菊と共に井上織姫の自宅に居候する事にした。 現世での戦闘では破面・No.11(アランカル・ウンデシーモ)シャウロン・クーファンや旧第6十刃(セスタ・エスパーダ)ルピと交戦し苦戦しながらも勝利を収めている。後に山本総隊長の指示で尸魂界に一時帰還後、現世空座町に侵攻してきた藍染一派を迎え撃つため現世に赴く。現世での決戦では第3十刃(トレス・エスパーダ)ティア・ハリベルと交戦する。後に仮面の軍勢リサ、ひよりとも共闘する。 斬魄刀 [編集] 斬魄刀の名は『氷輪丸(ひょうりんまる)』 始解 [編集] 刀自体は普通の刀よりも少し長い程度だが、彼の身長に対しては長いため背負っている。氷雪系最強の斬魄刀。 斬魄刀解放と共に柄尻に鎖で繋がれた龍の尾のような三日月形の刃物が付き、溢れだす霊圧が触れたもの全てを凍らせる水と氷の竜を創り出す。斬魄刀そのものにも、触れたものを凍らせる能力が付加する。また基本能力の一つとして天候を支配する「天相従臨」があり、その能力により四方三里(半径約12km)に及ぶ広範囲の天候に影響を与える。斬魄刀票では1位を獲得している。 解号は「霜天に坐せ『氷輪丸』(そうてんにざせ『~』)」 卍解 [編集] 【卍解】の名は『大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)』 解放と同時に、刀を持った腕から連なる巨大な翼を持つ西洋風の氷の龍、及び三つの巨大な花のような氷の結晶となる(氷輪丸の本体を日番谷自身にまとわせたような形態)。このとき刀身の鍔が微妙に変化している。 能力は始解時の能力が増大したもので、氷と凍気を自在に発し操る。又、刀以外の部分は全て氷でできている為、たとえ砕かれても水(液体としてその場に無くとも空気中の水分など)さえあれば何度でも再生可能という特性を持つ。その他にも、敵から受けてできた傷口を氷でふさぐことで、一時的に出血を止めることなどができる。 だが日番谷自身がまだ幼いため、卍解は未完成であり、持続時間が短い。背後にある花の結晶は日番谷の残りの霊力を示すもので、時間と共に花の花弁が一枚ずつ砕け落ちていき、十二枚の花弁全てが散った時、卍解も消える[10]。 また、氷の分身を作る能力を持っており、その能力で騙し討ちをすることも可能。 本体 [編集] 大きな翼を纏った氷の龍。「潤林安」当時の日番谷の夢の中や『The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸』の作中に現れた。日番谷を「小僧」と呼ぶ。
まつもと

松本乱菊
(まつもと らんぎく)

声 - 松谷彼哉/演 - 井上晴美
身長172cm 体重57kg 9月29日生まれ
護廷十三隊十番隊副隊長・女性死神協会理事
金髪で巨乳の色香漂うグラマラスな美女で、いつも死覇装の胸元が大きく開いている。また、首にアクセサリーをしている。マイペースでサバけており、お洒落な性格である。酒豪であり、八番隊隊長の京楽と九番隊副隊長の檜佐木とは呑み友達。高い戦闘力を有し、自隊長である日番谷に絶大な信頼を寄せていて日番谷との連携にも優れているが、デスクワークに関してはサボりがち。仕事をサボる度に日番谷からいつも叱られているが、本人は反省していない。休日は暇人と呑みに行くか呉服屋に行って過ごしている。
平時と非常時の緩急が激しく気分屋な言動が目立つ一方で、ルキアへの嫉妬に苦しむ織姫を優しく諭す姉御肌な一面も持ち合わせている。また彼女に好意を寄せる男性も多いのか、単行本のオマケマンガや『カラブリ+』などでは檜佐木や射場が彼女に好意を寄せていることをうかがわせる描写がある。趣味は昼寝で特技は日本舞踊。作中で数度披露された豊満な制服姿は浅野啓吾・コン曰く「刃」「凶器」。よく現世で買い物を楽しんでいる。 市丸ギンとは幼馴染で同期でもある。幼少時に行き倒れていたところを助けられ、その後同居していた。当時の階級は不明だが、かつて幼い日番谷と出会い、日番谷の霊力に気づき死神になることを勧めている。
市丸が差し出してくれた干し柿が彼ら共通の好物である。アクが強すぎて肌が荒れるという理由でタケノコが嫌い。
破面襲来の報を受け日番谷らと共に現世へと派遣される。現世滞在中は織姫を頼り、彼女の家に居候していた。藍染の現世侵攻の際には他の隊長格と共に出陣。日番谷をハリベルと戦わせるため、アパッチたち従属官3人と戦うが、三人の生み出したペット「アヨン」に重傷を負わされる。
斬魄刀:『灰猫(はいねこ)』
斬魄刀解放と共に刀身が灰状に変形、柄を振ることで灰となった刀身を操り敵を斬る。アニメでは見せ場が増えており、この解放状態の刀でコンクリートや鉄筋を切断してみせた。色々な使い方ができ、相手を囲い切り刻んでいったり相手の攻撃を防いだりできる。
本体の性格は本人曰く「ワガママで気分屋でぐうたらでバカ」で「ソリが合わない」らしいが、弓親には「(乱菊に)ソックリ」と評されている。 解号は「唸れ『灰猫』(うなれ『?』)」

竹添幸吉郎
(たけぞえ こうきちろう)

声 - 望月健一(TVアニメ)・新垣樽助(ドラマCD)
護廷十三隊十番隊第七席。
恋次、イヅル、雛森の脱獄の際に、日番谷、乱菊に報告していた人物。それ以外に出番はない。