一
番
隊
護廷十三隊の筆頭部隊で、厳格な隊士が集うエリート部隊。この隊に配属されること自体が、大変な名誉である。なお、月に一度隊士を集めての茶会が開かれている。
隊花:菊(きく) 特色(花言葉):真実と潔白
山本元柳斎重國
(やまもと げんりゅうさい しげくに)
声 - 塚田正昭 身長168cm 体重52kg 1月21日生まれ
護廷十三隊一番隊隊長・護廷十三隊総隊長。
禿頭から額にかけて大きな十文字の傷を持ち、膝まで垂れる長い髭(自分で結っており、月に一度毛先を揃えている)をたくわえ、好々爺のような容姿をしている。かなりの老齢(少なくとも二千歳以上)だが、老人とは思えぬほど鍛え抜かれている肉体には歴戦の老将の証拠として数多くの傷が刻まれ、死神としての実力は未だ衰えることなく、護廷十三隊総隊長を名乗るにふさわしい実力を有している。羽裏色は京紫(きょうむらさき)。
和食全般を好み、洋食は嫌い。月1で隊士達を集めて茶会を開くことが趣味。
約二千年前、死神等の教育機関「死神統学院(現在の真央霊術院)」を創設。そこから初の隊長となった京楽・浮竹を我が子のように誇っているが、その彼らであっても自分と道を違えた時には容赦無く断罪する、世界の正義のために非情な決断をする強固な意志を持つ。藍染が中央四十六室のメンバーを殺害したため、現在は一人で中央四十六室と同等の決定権を持つ。
『カラブリ+』では伊勢七緒に何度か特製抹茶を勧めているが、七緒が抹茶嫌いのため断られている。
アニメの「死神図鑑ゴールデン」では、年のためか、人を呼び出しておきながら自分はうっかり寝てしまう、という失態が見られる。
新隊長天貝繍助編では天貝繍助の父で彼の部下である如月秦戌が雲井により獏爻刀に手を染めた事を知りやむを得ず殺害する羽目になったため、如月の息子の天貝に恨まれ、命を狙われることになる。
斬魄刀:『流刃若火(りゅうじんじゃっか)』
?熱系最強にして最古の斬魄刀。普段は封印状態の斬魄刀を更に杖の形状に封印して携帯している。斬魄刀解放と共に斬魄刀全体から巨大な炎を発し、全斬魄刀中最高と言われるほどの高い攻撃力を発揮する。浮竹、京楽との戦いにおいては、始解状態にもかかわらず自分達の周りが炎に包まれるほどの力を見せた。また副隊長レベルでは歯が立たない「アヨン」を子供をあしらうかごとくに倒した。その能力が強大故かアニメオリジナルなどでは能力を封印されたり、脅威として立ちはだかる場合が多い。
解号は「万象一切灰燼と為せ『流刃若火』(ばんしょういっさいかいじんとなせ『~』)」
技「城郭炎上(じょうかくえんじょう)」
炎の壁を発生させ、対象を囲む。藍染たちの現世侵攻の際、護廷十三隊の死神と破面との戦闘に藍染・市丸・東仙がその戦闘に介入できないようにした。
技「撫斬(なでぎり)」
流刃若火、一つ目の技。炎を刀にまとわせ相手を一刀両断する。
雀部長次郎
(ささきべ ちょうじろう)
声 - 山口太郎
身長179cm 体重66kg 11月4日生まれ
護廷十三隊一番隊副隊長。
銀髪、口ひげで見た目は西洋人のような男。普段は無口で、作中でも会話場面は僅かにしか存在しない。隊長にしか許されないはずの白羽織を身に付けているように見えるが、これは羽織ではなく自作した洋風マントである。
特技がフェンシング、休日には洋風文化の取り入れに勤しむなど、洋風のものを好んでおり、和食が嫌い。現世に行った際に見た英国紳士に憧れ、以来現世に訪れるたびに紅茶のリーフを持ち帰り育てているが、うまくいかない。
アニメの「死神図鑑ゴールデン」ではセリフはあったものの、草鹿やちる(後述)に大前田希千代、射場鉄左衛門(後述)と共に「副隊長地味っ子トリオ」として扱われてしまった。作中では名前が出てこなかったためアニメで初めて喋った回ではEDクレジットで「一番隊副隊長」と表記されており、後にファンブックにて初めて名前が明かされた。
斬魄刀:『厳霊丸(ごんりょうまる)』
能力解放と共に鍔が変形し刀身がレイピア状になる。能力不明。
解号は「穿て『厳霊丸』(うがて『~』)」。