七
番
隊
質実剛健、骨太な生き様を好む隊士が多く、仁義を重んじる。隊長の狛村の素顔が分かってからは、犬が隊のイメージとなりつつある。
隊花:菖蒲(しょうぶ)特色:勇気
狛村左陣
(こまむら さじん)
声 - 稲田徹
身長235cm→288cm 体重180kg→301kg 8月23日生まれ 好きなもの・肉 嫌いなもの・ニンジン
護廷十三隊七番隊隊長
固い性格の大男。実は人狼であり、その獣の姿ゆえに疎まれ、それを隠すため虚無僧のような鉄笠や手甲を着用し、常に顔や手を隠していた。剣八との戦い以降は鉄笠で顔を隠すことはなくなった。孤独だった自分を死神として拾ってくれた総隊長・山本元柳斎への恩義に報いることが自身の行動における第一義とし、元柳斎の考えに殉ずる意思を持つ。九番隊隊長の東仙要とは親友の間柄だった。羽裏色は璃寛茶(りかんちゃ)。
アニメの「死神図鑑ゴールデン」にて一角と同じ美容院に通い毛並みを整えてもらっている姿が見られる。さらに、現世に赴いていた檜佐木修兵(後述)に土産として織姫が知っているペットショップで買った犬用の櫛を貰い喜ぶなど、その風貌が度々ネタにされている。だが自身も犬・猫などの小動物を愛しており、七番隊隊舎裏で犬の五郎を飼っている。後に発行された『カラブリ+』では身長・体重ともに巨大化した他、イラストに対しての助言や自らが書いた絵などで独特なセンスを発揮していた。
藍染の現世侵攻に際して他隊の隊長格と出陣。破面・ポウに追い詰められた一角を救い、ポウを【卍解】で一撃のもとに叩き伏せる活躍を見せた。その後、吉良が治療を行なっている結界を守っていたが、他の仲間が倒されては意味がないと吉良に諭されたために、東仙との戦いに挑んだ。
斬魄刀:『天譴(てんけん)』
能力解放に伴う形状変形は無いが、攻撃動作に合わせて具現化した巨大な剣撃で攻撃する。
解号は「轟け『天譴』(とどろけ『~』)」
【卍解】:『黒縄天譴明王(こくじょうてんげんみょうおう)』
自身の動きに連動して動く鎧兜を身に纏った山のような巨人を召喚する。帰刃時のポウを一撃で倒すほどの攻撃力を持つ。リンクの度合いが非常に強いので、明王が傷つけられた箇所には、狛村にまで及ぶというデメリットがある。
射場鉄左衛門
(いば てつざえもん)
声 - 西凛太朗
身長182cm 体重68kg 7月18日生まれ
護廷十三隊七番隊副隊長・男性死神協会会長
元十一番隊隊員で、一角や弓親などの先輩にあたる。戦闘は器用で「斬」「拳」「走」「鬼」をバランス良く鍛え、使いこなす(本人曰く、バランスよく能力を鍛えると副隊長に推薦されやすいらしい)。広島弁でいかつい容貌だが、実際は母親思いで仁義に厚い。十一番隊を抜けたのも、病気の母親の治療費のためであると一角は語っている。また一角は、十一番隊では副隊長になれないから抜けたとも指摘している。振る舞いは穏やかだが、元十一番隊隊員らしく強い相手を求める好戦的なところもある。また、一角が卍解を習得していることを知っている。
空座町での戦闘ではポウに転界結柱の一つを破壊されたことにより始まった転送回帰を止める役目を負った。その後アヨンに奇襲をかけるが返り討ちにされてしまう。
意外に絵心があり、『カラブリ+』で可愛らしい狛村のイラストを描いている。また、松本乱菊のことが好き。広島風お好み焼きを好み(大阪風は嫌い)自費で「広島弁講座塾」を開くほどの根っからの広島好き(その後生徒が集まらず閉校)。趣味はサングラスの収集で休日には恋次同様、眼鏡の銀蜻蛉の新作をチェックしている。
斬魄刀
封印時は匕首状で、能力解放と共に鍔が無く広い刀身の中ほどに枝のような刃が付いた形状に変形。名前・解号・能力、全て不明。
一貫坂慈楼坊(いっかんざか じろうぼう)
声 - 中多和宏
身長231cm 体重172kg 1月8日生まれ
護廷十三隊七番隊第四席
流魂街出身の巨漢で、最強の飛び道具使い「鎌鼬」(かまいたち)の称号を持つ。?丹坊の弟。
人の良い兄とは違い卑怯者で、勝つためならばどんな手段も辞さないという戦法が石田の怒りを買い、結果、容赦ない攻撃を受け死神の力を失ってしまう。
斬魄刀:『劈烏(つんざきがらす)』
能力解放と共に、刀身が多数の手裏剣状に分かれて飛ぶ。
解号は「羽搏きなさい『劈烏』(はばたきなさい『~』)」
愛川羅武
(あいかわ らぶ)
声 - 稲田徹
110年前の護廷十三隊七番隊隊長→後、仮面の軍勢(ヴァイザード)の一員となる。
長身でサングラスをかけ、さまざまな方向に分かれたアフロヘアーの男。通称ラブ。ジャンプなどの漫画を読んでいることが多く、漫画を見て大笑いしたり漫画の台詞に心酔し自らの思いを語ったりする。
虚化すると鬼のような仮面が現れる。
110年前は護廷十三隊の七番隊隊長。当時は、普通のアフロヘアーだった。101年前に魂魄消失案件の始末特務部隊の一人に選ばれ、虚化した拳西達と戦うが、藍染達の策略に嵌り虚化してしまった。
空座町での藍染一派との決戦では、重傷を負い戦闘不能になった京楽と浮竹の代わりに、ローズと共闘してスタークと対決、追いつめられたところを京楽の加勢で事なきを得る。
斬魄刀:『天狗丸(てんぐまる)』
解放すると、巨大なトゲつきの金棒に変化。スタークの「無限装弾虚閃」を全く受け付けないほど頑丈。
解号は「打ち砕け『天狗丸』(うちくだけ『~』)」
技「火吹の小槌(ひふきのこづち)」
炎を纏った天狗丸を振り下ろし、広域を巻き込んで押し潰す。