六
番
隊
白哉が隊長を務めるためか、規律や厳しさが特徴。だが恋次のあけすけな性格が隊の雰囲気に良いバランスを与えている。人間関係の基本はまず挨拶からということで、六番隊では挨拶を奨励している。
隊花:椿(つばき) 特色(花言葉):高潔な理性

朽木白哉
(くちき びゃくや)
声 - 置鮎龍太郎/演 - 林修司
護廷十三隊六番隊隊長。四大貴族の一、朽木家二十八代目当主。朽木ルキアの義兄。
四大貴族「朽木家」の現当主及び六番隊隊長にして、朽木ルキアの義兄。痩躯で肩にかかる程度の長さの黒髪をもつ白皙の中性的な容姿の男性。羽裏色は青藍。
最高位貴族や一隊長としてのプライドが高く、朽木家当主として死神の規範となるために掟に殉ずる考えを持つ。矜持から来ると思われる皮肉屋ではあるが饒舌では無い。冷静沈着で滅多に感情を表に出さないが、義妹であるルキアを危険な目に遭わせたくないために、危険度の高い席官職に就かせないよう根回しをするといった至極不器用な心配りをする。
55年前に貴族以外の血を混ぜるのが掟に反すると知りながらも流魂街出身の緋真と結婚する。50年前に緋真が亡くなり、彼女の遺言通りにルキアを自身の妹として迎え入れた。ルキアを迎えることでまた掟に反しているために、今後は2度と掟を破らないことを誓っていた。そのためルキアの処刑が決まったときには自身の気持ちに迷いが生じていた。
家十軒にも相当する値の銀白風花紗(ぎんぱくかざはなのうすぎぬ)を首に纏い、上流貴族にしか着用を許されない髪飾り牽星箝(けんせいかん)を頭の上部と右側につけている。戦闘においては、高位歩法瞬歩が得意で、それを発展させた閃花によって一護の鎖結(さけつ)と魄睡(はくすい)(共に霊力の源となる急所)を一瞬にして破壊し死神能力を奪った。詠唱破棄の縛道で、隊長格に近い霊力を持つ阿散井恋次の動きを止めるなど、鬼道においても高い実力を持ち、死神として非常にバランスの取れた高い戦闘能力を有する。
本人の全く知らない所で、朽木邸では女性死神協会の宴会場等に部屋の一部を使われており、屋敷に通じる秘密の地下道や隠し扉が作られている。池にある鯉を浮竹へのお見舞いとしてやちるに捕られたりもしているが、これらについて本人はかなり嫌がっている。
美的感覚はルキアと同レベル。番外編では砂浜にてワカメ大使なる砂像を創作した。ルキアはこの像を絶賛していた。又、この「ワカメ大使」は本人のアイデアとして、出店の販売品の菓子デザインに使用されている。辛いものが好きであり甘いものは嫌い。趣味は夜中の散歩。藍染謀反後は徐々に天然的要素を見せ始める。
夜一からは「白哉坊」と呼ばれていて、やちるからは「びゃっくん」、一護からは呼び捨てで「白哉」と呼ばれている。一護に呼び捨てで呼ばれることを嫌がっている様子。アニメでは呼び捨てをしている一護を屋敷で注意しようとするもやちるに邪魔されうやむやになってしまっている。
過去篇 [編集]
子供の頃(110年前~)は今とは全く逆で、感情的で頭に血が上りやすく、そこを夜一にからかわれ続けて、そして負け続けていた。この頃から既に自分より目上の夜一に対してため口で話している。志波海燕、京楽春水(アニメのみ)からは生意気だと称されていた。祖父の銀嶺には敬意を見せており、銀嶺が屋敷に帰るやいなや修行中の厳しい表情は失せ、溌剌と会話をしていた。 当時は、髪紐で長い黒髪を上に括っていた(ポニーテール)
尸魂界篇 [編集]
前述のルキアを迎えた経緯から、ルキアの処刑が決まっても至って平静に振る舞い、義妹であるルキアの処刑に異を唱えようとはせず、あくまでルキアを助けようとする黒崎一護、阿散井恋次と対立し死闘を繰り広げた。一護との勝負で自身の負けを認めルキアの処刑を断念、さらに事件の真相が知らされた後には一護との死闘で重傷にも拘らず殺されそうになったルキアを、守らんとしてきた掟を破ってまで市丸ギンの刃から庇って重傷を負い、それ以降ルキアに自らの思いと彼女を養子にした本当の理由を告げ謝罪をし和解をする。
破面篇 [編集]
破面編では、山本元柳斎重國から日番谷冬獅郎率いる先遣隊を連れ戻すという命令を受け、更木剣八と共に現世に下り、彼らを連れ戻すも、尸魂界に帰還後は「連れ戻した後のことは命令されていない」ということでルキアと恋次の2人が虚圏へ向うことを黙認した。その後、剣八・マユリ・卯ノ花と共に虚圏に侵入し、第7十刃ゾマリ・ルルーと交戦して勝利し、ルキアの窮地を救った。通ってきた全ての黒腔が封鎖されたために虚圏に幽閉される事となる。その後剣八らと共にヤミーと交戦中の一護に合流、一護を現世に送り出し剣八と共にヤミーと交戦する。
斬魄刀 [編集]
斬魄刀の名は『千本桜(せんぼんざくら)』
アニメ『斬魄刀異聞篇』で実体化した千本桜の詳細はBLEACHの登場人物#実体化した斬魄刀を参照
始解 [編集]
刀身部分が無数の刃となって舞い散り、対象を斬り刻む。無数の刃が光に当たることで桜の花弁を思わせる。だが一方で、解放中は刀身が消えてしまうため、斬魄刀を通常の「刀」として使う事が出来なくなり、防御が手薄になるなどリスクも生じる。そのため力のある相手と接近戦を行う場合などには、あえて解放を行なわず「刀」のまま剣技で戦うことも多い。
解号は「散れ『千本桜』(ちれ『~』)」。卍解時にも唱えることがある。
卍解 [編集]
【卍解】の名は『千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし)』
解放と共に斬魄刀を完全に手から離し、地面に向かって放り落とす。刀は地面に吸い込まれるように消え、同時に足元から巨大な千本の刀身が立ち昇る。直後それらが一斉に舞い散り、始解時を遙かに上回る数の刃と化す。その総数は数億枚とも言われ、桜色の濁流とも捉えられるその無数の刃を縦横無尽に操る事で、攻防一体・死角皆無の完全なる全方位攻撃が可能となる。刃は白哉の念のみでも操る事ができるが、手掌の動きを加えることで精度・速力が倍化(2倍)する。ゲームでは発生した巨大な刀でも攻撃する。
「殲景・千本桜景厳(せんけい・せんぼんざくらかげよし)」
散り散りになっていた数億枚の刃を、卍解状態のまま千本の刀の姿に圧し固める事で、爆発的に殺傷能力を高めた形態。千本の刀の姿に圧し固めたため、変幻自在の包囲攻撃をすることはせず、白哉が自ら刃のひとつを手にして戦う、刀を矢の様に敵めがけて飛ばす(補助的に用いられる)ことが主な戦闘手段として用いられる。防御を捨てた超攻撃形態であり、白哉が自らの手で斬ると誓った者にしか見せない、千本桜の真の姿である。見せたのは一護で二人目。
「吭景・千本桜景厳(ごうけい・せんぼんざくらかげよし)」
数億枚の刃で敵の全方位を球形に囲み、斬砕する。
「終景・白帝剣(しゅうけい・はくていけん)」
千本桜景巌の全ての刃を圧し固め、一振りの究極の剣にした形態。アニメでは、霊圧が牙を剥く鳥獣に変化し凄まじさを物語った。
鬼道 [編集]
詳細は「鬼道 (BLEACH)」を参照
破道の一 衝
虚圏で凍りつきかけていたルキアを助ける為に使用。
破道の四 白雷
白哉が比較的多用する鬼道。
破道の三十三 蒼火墜
白哉は、詠唱破棄でも相当な威力のものを放てる。
縛道の六十一 六杖光牢
白哉の得意とする鬼道。
縛道の八十一 断空
こちらも詠唱破棄でありながら八十九番以下の破道を完璧に防ぐ。
アニメ [編集]
バウント篇 [編集]
尸魂界に潜入したバウント・ヨシに襲われたルキアを救出し、一護から協力を求められるが拒否する。その後草鹿で狩矢と対峙し、互角の戦いを繰り広げる。
斬魄刀異聞篇 [編集]
実体化した斬魄刀の反乱の最中、ルキアと恋次を援護するため実体化した千本桜と対峙後、消息不明となり姿を消していたが、突如として「この男を斬らせるわけには行かぬ」と反乱の首謀者である村正と行動を共にし、死神達を裏切り対立することになる。死神である白哉を信頼できないという斬魄刀たちに、ルキアの斬魄刀である袖白雪を一刀両断することで村正へ覚悟を見せる。村正からは目的に協力したために感謝されているが、何かを企んでいるとも思われており、千本桜に見張られている。
村正側についた真の目的は、銀嶺から受け継いだ朽木家当主の役目として、かつて朽木家にいた謀反を起こし空座町へ封印された死神・朽木響河を倒すことにあり、響河が封印されている場所を突き止めるために仲間の死神達を裏切る形となっても、自身が屈服させた千本桜と共に村正の下につき調査していた。
村正が響河の封印を解いた後に響河と交戦、響河の能力に翻弄され多くの手傷を負わされるも千本桜の助力と「殲景・千本桜景厳」「終景・白帝剣」によって勝利を収める。その後、仲間の死神達の元に戻り、捕食した虚の力が暴走した村正を迎え撃つ。
死神図鑑ゴールデン [編集]
恋次が現世に赴いている時は代わりに副隊長定例会に出席したり、ルキアの不在時には女性死神協会の定例会にも出席する素振りも見せるなど、かなり仕事熱心な一面も描かれている。しかし、日番谷・京楽・浮竹との合同任務では他隊の隊長が様々な理由で来られないのに対し、白哉だけは「家の鯉の面倒を見ないといけないから」という貴族ならではの理由で赴かなかった。口うるさいやちるを菓子などでいとも簡単に黙らせたり、変な質問にも真面目に応答するため、周囲の人を戸惑わせたり笑わせたりすることも。恋次に「千本桜で髪を切った」という普段は口にしない冗談を発し、恋次を驚かせたこともある。ちなみに習字教室を開いている。オフィシャルブックでは一度、牽星箝を携帯電話としてお笑いのネタにしたことも(全くウケなかったが)。
阿散井恋次
(あばらい れんじ)
声 - 伊藤健太郎/演 - 森山栄治
護廷十三隊六番隊副隊長。朽木ルキアの幼馴染。戌吊出身。
南流魂街78地区「戌吊」出身。赤髪で眉毛から額、首から上半身にかけて大仰な刺青を入れている。そのような外見とは裏腹に、性格はやや乱暴なところがあるが安定して落ち着きがあり、気配りや機転が利く描写も多く、同僚や後輩達からの信頼は厚い。副隊長でありながら卍解を修得し、剣技においても白哉の得意技「閃花」を捌くなど、隊長クラスの死神に迫る実力を持つ。
上司の朽木白哉とは正反対の甘党で、好物は鯛焼き。趣味はゴーグル収集。玉蹴り(フットサル)が大好きで、よく六番隊の隊士を集めて行っている。ルキアが現世赴任を命じられた同じときに六番隊副隊長に任命され、それ以前は五番隊を経て十一番隊に在籍(六番隊副隊長任命時は第六席だった)し、斑目一角に戦い方を教わっていた事もある。その為「殺す相手に名乗る」という一角から教わった流儀を守ったり、一角を藍染ら3名の隊長の後任に推薦しようとするなど彼を尊敬・信頼している。
六番隊副隊長任命には、前六番隊副隊長・銀銀次郎が副業で店主を務めている高級眼鏡屋「眼鏡の銀蜻蛉」が人気になったのを受け、眼鏡屋での商売に専念するため六番隊副隊長を辞職、その後任として任命されたという背景がある。ちなみに「眼鏡の銀蜻蛉」は恋次行きつけの店で銀次郎とも馴染みであり、後任ということもあっていくらか割り引いてもらっている(だが、原価が結構なため、購入できないらしい。)。夢は自分でデザインしたゴーグルをかけること。初期では額にゴーグルをかけていたが戦うたびに破壊され、最近は代わりに手ぬぐいを巻いている。
九番隊副隊長の檜佐木は学院時代の先輩で、三番隊副隊長の吉良、五番隊副隊長の雛森とは学院時代の同期。優秀者の集められた特進クラスである1組に所属していた。2066期生。
ルキア・白哉との関係 [編集]
ルキアとは、流魂街からの幼馴染。40年前まで「戌吊」で身を寄せ合って家族のように暮らしていた。共に真央霊術院で学ぶが、ルキアが朽木家の養子に求められ、彼女の幸せを願って心ならずも祝福することで勧めてしまった。このことが後の恋次とルキアの関係の起点になっている。
名家令嬢となったルキアと対等に付き合えるようになるため、白哉を超える事のみを考えて鍛錬し続けたが、一度も勝てていない。ルキアの処刑是非を巡る騒動の中で白哉に戦いを挑むが、卍解修得後の修行までは行き届かなかったために白哉の鬼道と卍解を前に、自身の卍解も破壊され敗北する。が、最後まで戦士としての闘志を失わず戦い続けたため、敗れはしたが白哉から認められている。藍染の謀反後も白哉を超えることを目標として仰いでいる。
尸魂界篇 [編集]
六番隊副隊長に任命された後、死神能力の譲渡を犯したルキアの捕縛命令を受け、当初は命令通りルキアを尸魂界へ連れて行くが、懺罪宮前での一護との戦闘後、ルキアを助ける事を決意。修得間近だった卍解の修行を終えて、ルキア救出に向けて行動する。前述の白哉との戦いで重傷を負うも花太郎の治療(アニメでは卯ノ花が治療している)で回復し再びルキア救出に向かい、一護と共に藍染に立ち向かうも一蹴されてしまう。しかし、真実を知った護廷十三隊の救援もあって結果的にルキアを救うことができ、彼女との絆を取り戻した。この頃から一護のことを信頼し「仲間」と認識するようになる。
破面篇 [編集]
ルキア救出後、空座町に破面襲来の報を受け、ルキアらと共に現世へ派遣され一護と再合流。破面の2度目の襲来時にはイールフォルト・グランツとの戦いに勝利し、グリムジョーに負けたとする一護を「生きていたら勝ち」だと慰めていた。その後浦原商店で厄介になり、浦原に聞きたいことがあったためそれを聞く条件としてチャドの修行を手伝う。
その後、織姫救出のため、ルキアと共に虚圏に入り再び一護達と合流した。虚夜宮では第8十刃のザエルアポロ・グランツと交戦、助っ人として現れた石田もろとも窮地に立たされるが、虚圏にやってきた涅マユリにその窮地を救われる。虚圏に幽閉される事となり、傷の治療を受けた後、再び連れ去られた織姫の救出に向かう一護の援護を行い、そのまま葬討部隊や巨大虚と戦う。
斬魄刀 [編集]
斬魄刀の名は『蛇尾丸(ざびまる)』。直接攻撃系に分類される。
始解 [編集]
能力解放と共に、刀身にいくつもの節を持ち、伸びて蛇のようにしなる蛇腹剣の形状に変形。伸縮自在であるため直接的な遠距離攻撃も可能。ただし、伸ばしながらの攻撃は最大3回。それ以降は一度縮める必要がある。また、縮めた状態での大きさは黒崎一護の斬月とほぼ同程度。
解号は「咆えろ『蛇尾丸』(ほえろ『~』)」
卍解 [編集]
【卍解】の名は『狒狒王蛇尾丸(ひひおうざびまる)』。
解放と同時に巨大な蛇の骨の様な形状に変化し、恋次自身は狒狒の骨と毛皮を身に纏う。戦闘方法は始解時と殆ど変わらないが、斬魄刀そのものによる一撃一撃が強力になり、ギリアン級大虚の破面の斬魄刀も容易に打ち砕く。又、巨体に係わらず動作も素早く、隊長格の瞬歩にも充分に対応可能。始解時同様に複数のパーツで構成されているが、各パーツは形を持った霊体ではなく恋次自身の霊圧で繋がれている為、斬魄刀などで連結を断ち切る事は不可能。蛇尾丸本体への負担が掛かることもあるようだが、分離や再結合は自由自在に行う事ができる。アニメでは、その特性を活かし「狒牙絶咬」を使用していた。劇場版アニメではその巨大さを生かし、他者を乗せて別場所へと移動させるために使用している。
技 [編集]
「狒牙絶咬」(ひがぜっこう)
節の途切れた蛇尾丸の刀身を一斉に相手に突き立てる、刀身を折られた時の非常用の技。折れた斬魄刀が突然攻撃を仕掛けてくる為、相手の意表を衝いたり隙を作り出すには効果的だが、傷ついた蛇尾丸に無理を強いる技である為、斬魄刀本体への負担が大きく、連続しては使えない。
「狒骨大砲」(ひこつたいほう)
自身の霊圧を開放し、狒狒王蛇尾丸の口からレーザーのように巨大な霊圧の塊を発射する。
本体 [編集]
声 - 古澤徹
蛇の尾を持った白い体毛の狒狒。俗に言う鵺。身体と尾で別々の人格を有しており、蛇のほうは少々口が悪い。一護との死闘の終、斬月との再戦を望んでいた。『カラブリ』によると、性別は雄だったが、斬魄刀異聞編で実体化した時は猿は女、蛇は男という風になっている。
アニメ『斬魄刀異聞篇』で実体化した蛇尾丸の詳細はBLEACHの登場人物#実体化した斬魄刀を参照
鬼道 [編集]
詳細は「鬼道 (BLEACH)」を参照
鬼道に関しては昔から苦手で、威力自体は申し分ないものの加減ができず、暴発することもあり、詠唱破棄もあまり得意ではないためルキア程うまく鬼道を扱うことはできない模様。
破道の三十一 赤火砲
炎系の霊撃を放つ鬼道。虚夜宮(ラス・ノーチェス)へ潜入した際、ランプ代わりに使用して格好をつけようとしたが、詠唱破棄をしたため小さな光しか出せなかったせいで石田、ルキア、一護にからかわれるなど散々だったが、ザエルアポロ戦では上手く制御できない事を利用して石田を援護した。
アニメ [編集]
バウント編では副隊長だが空座町の担当として派遣され一護達と共に戦う。浦原にバウント戦に伴い、チームプレーの大切さを教わった一方で、後述の宇柿戦の前には一角から教わった「勝負は一対一(タイマン)」という流儀を重んじる一面も見せている。またアニメでは原作以上に一護と喧嘩するシーンもある。
登場時には1970年代ファッションに身を包んで一護の前に現れる。赴任中は破面編より先に浦原商店メンバーと出会い、彼らの元に居候として身を寄せるが、居候としての身の上のため浦原商店メンバーに頭が上がらず、ジン太等に「居候」を連発されおかわりができなかったり、「死神図鑑ゴールデン」で、おかわりできないので夜中にこっそり起きてご飯を食べようとするも、浦原、ジン太に確信犯的な行動(輪ゴム鉄砲)で阻止されたりと扱いが酷かった。そのため、井上織姫の自宅アパートに行った際、行方不明になった織姫をみんなが心配する傍らで、留守中の他人の家の冷蔵庫を勝手に開けて食べ物をあさるシーンもあった。その後、バウント達の尸魂界進出に伴い尸魂界へ帰る前には浦原商店の掃除をしていっている。
現世の戦闘において狩矢が作り出したドール・ビットの進攻から一人の少年を守ろうと奮戦するがかなわず、少年が重傷を負ったことに対し責任を感じてしまう。 そのためか人の命を奪ったうえに人間によるバウントに対する迫害の仕打ちを主張し自分達を哀れむ宇柿に対し怒りをぶつける一幕もあった。宇柿のドール・ゲゼルとの対戦に【卍解】で挑み勝利する。
銀美羽
(しろがね みはね)
護廷十三隊六番隊第九席
『カラブリ+』に登場し、本編での登場はない。瀞霊廷の超人気眼鏡店「眼鏡の銀蜻蛉(ぎんとんぼ)」の副店長。眼鏡をかけた女性。父親は前六番隊副隊長で現在「眼鏡の銀蜻蛉」店長の銀銀次郎。
理吉(りきち)
声 - 中井将貴 → 小田久史
護廷十三隊六番隊隊員
恋次を慕って死神を目指し、彼への敬意の表れとして眉に彼を真似た刺青を入れている。
恋次が白哉に挑み敗れたときに四番隊の山田花太郎に救援を頼み、恋次の命を救った。地獄蝶の扱いに苦労している点から、実力はまだ発展途上といったところ。よく地獄蝶を逃がしては、恋次に怒られている。
朽木銀嶺(くちき ぎんれい)
声 - 有本欽隆
110年前の護廷十三隊六番隊隊長を勤めていたが、現時点では回想シーンのみの登場であるため現在の生死なども不明。白哉の祖父。髭を蓄え長髪で凛々しい。かなり年長に見えるが、隊長としての経歴は元柳斎はもちろん、卯ノ花や浮竹、京楽に及ばないとされる。白哉の性格について「すぐに熱くなる癖が抜ければ一皮むける」と話しており、いつも白哉のことを気にかけている様子である。「死神図鑑」では白哉に牽星箝を説明する際に、逆に自分はどこに付けているのかを聞かれ、答えに詰まって瞬歩で逃げるというお茶目さも持っている。
「斬魄刀異聞編」では過去当時、新たに婿養子に来た響河を気にかけており、自尊心が強い響河に度々心の在り様を諭し厳しい言葉を投げかけていたが、響河は自身の言葉を聞き入れられずに反乱まで犯してしまったため、最後は涙を呑んで元柳斎と共に響河を封印した。
朽木銀嶺
(くちき ぎんれい)
声 - 有本欽隆
110年前の護廷十三隊六番隊隊長を勤めていたが、現時点では回想シーンのみの登場であるため現在の生死なども不明。白哉の祖父。髭を蓄え長髪で凛々しい。かなり年長に見えるが、隊長としての経歴は元柳斎はもちろん、卯ノ花や浮竹、京楽に及ばないとされる。白哉の性格について「すぐに熱くなる癖が抜ければ一皮むける」と話しており、いつも白哉のことを気にかけている様子である。「死神図鑑」では白哉に牽星箝を説明する際に、逆に自分はどこに付けているのかを聞かれ、答えに詰まって瞬歩で逃げるというお茶目さも持っている。
「斬魄刀異聞編」では過去当時、新たに婿養子に来た響河を気にかけており、自尊心が強い響河に度々心の在り様を諭し厳しい言葉を投げかけていたが、響河は自身の言葉を聞き入れられずに反乱まで犯してしまったため、最後は涙を呑んで元柳斎と共に響河を封印した。