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植芝盛平開祖が、大東流の武田惣角先生から学んだ大東流合気術をベースに、起倒流柔術や新陰流剣術・柳生心眼流柔術など、武道の各流各派の長所を取り入れ、独自の工夫を加えた新たな武道を創造されました。その名称と技は時代により変化し、植芝流、相生流、合気武術、合気武道などとなり、最終的に「合気道」という名称になりました。


合気道の稽古は、「型稽古」が中心となります。「型稽古」とは、基本の技の型を繰り返し行う稽古のことです。この稽古を何度も繰り返しおこなうことによって身体を練り、技を磨き、先人が残した型に込められた思想や発想などを学んでいきます。

通常、稽古は理にかなった動きと力の使い方を身につけることができるよう丁寧に行います。けっして腕ずくや力ずくで技をかけるようなことがないため無理がなく、小さなお子さんから年配の方まで、何歳からでも始められるし、何歳になっても続けられます。

合気道は、身体の大小・年齢の高低・国籍や性別などに左右されないので誰でも稽古することができます。

基本的に合気道には「試合」がありません。それは他人との競争である試合での「勝ち・負け」の結果だけにとらわれてしまうことがないように。他人との比較にこだわることよりも、どれだけ自分自身成長することができたか、どれだけ自分を変えることが出来るようになったかを重視します。

合気道では、「他人に勝つ」より「自分に勝つ」を目的とします。


 

創設者である塩田剛三先生の父で名医であった塩田清一氏が、近くの子ども達のために自宅の敷地内に建てた道場の名前が「養神館」でした。その名前の由来は「菜根譚」の中の一節からとったということです。幼い頃の塩田剛三先生は、ここで剣道と柔道に励みました。



植芝盛平開祖の高弟の中でも、特に群を抜く技量の持ち主だった塩田剛三先生が、それまでの分かりづらかった技法や稽古のやり方を整理し、初心者にもわかりやすい形に体系付けました。その塩田剛三先生流の合気道のことを、人々は「塩田流合気道」とか「養神館流合気道」などと呼びました。

昭和30年6月に財界人の協力によって建てられた合気道専門の道場の名前が、「合気道養神館」。その養神館道場で行う合気道のことを、「養神館合気道」と言います




一般的に言われている特長としては、植芝盛平開祖の若い時代の「戦前の技」と言われるスタイルをとるのが養神館の合気道。その技は、力強く直線的でシャープな動きの中から当て身を多用します。

一方、「戦後の技」と言われるスタイルをとっているのが合気会。開祖が晩年ゆるやかな流れの中で相手に優しく技をおこなうようになった時の、流れを重視したやわらかい動きが多くみられます。

養神館合気道の技法的な特長としては、構えや基本動作がしっかりしていて、それぞれが基本の技に直結しています。そのため基本動作がスムーズに行えるようになると、複雑な動きの技でも無理なく習得することが可能になります。

 
     
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