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「パンツ型浮輪」赤ちゃん転覆の恐れ
(2007年7月)
    お風呂で乳幼児が使用するパンツ型浮輪の危険性をこのほど、国民生活センターが指摘し、小売店などでは商品撤去の動きが広がっているとのことです。実は、この浮輪による転覆事故は4年前から、国内の小児救急医学会などで報告されており、フランスでは10年前に遊泳用のパンツ型浮輪の安全性が問題になり、販売禁止になっているそうです。我が家でもこのパンツ型浮き輪を使っていますが、足がつく程度の湯船の場合は、子供が床を蹴ってしまい(立とうとして)上半身が前のめりになってしまいそうになり「あぶないなー」とは感じていました。
必ず一時も目を離さないようにしないと危険だと思います。
但し、個人的には足がつかない深さであればほとんど危険はないかなとも思います。

ネット依存増える小中生 居場所は「秘密基地」
(2007年5月)
    インターネットの中に、「居場所」を求める子どもが増えているそうです。うるさい親もいなければ、厳しい校則もない。パソコンのスイッチを入れるだけで、気の合う仲間と話せる“秘密基地”が現れ、住む地域も世代も超えた相手とも知り合えるということらしい。
  ですが今、友達の実名を書いて立ち直れなくなるまで非難したり、大人も目を覆いたくなるほど過激な性の話題が行き交うケースが増えているとのこと。
  “仮想世界の遊び場”には、光と影が背中合わせです。実際に何年もネットでのコミュニケーションを体験してきた私ですが、色々な難しい面が多々ありました。まだまだ人生経験の浅い、文章能力やコミュニケーション能力に欠けている子供達には、過酷な場所にも成り得ると痛感しています。親としてホンネを言えば、高校ぐらいまではネットでのコミュニケーションは避けてもらいたいと思っています。

母乳のススメ、厚労省がガイド作成
(2007年4月)
    母乳による育児を進めようと、厚生労働省が産婦人科医や保健師向けに、母親を指導してもらうためのガイドを初めて作成したとのこと。
  母乳の与え方に戸惑う母親が多い一方、医師や保健師らの教え方もまちまちなのが現状で、同省は市町村を通じてガイドを配布し、医師ら指導する側と母親双方の理解を深めたい考えらしい。
  「授乳・離乳の支援ガイド」と題したガイドでは、〈1〉出産後なるべく早く授乳し、母乳の出を良くする〈2〉母子を終日、同室にしてスキンシップを図る〈3〉新生児がほしがる時にいつでも飲ませられるようにする――などの要点がまとめられている。
  母乳は子供の免疫力を高め、乳首を吸うことであごの発達や歯並びの良さにつながるなどの利点があるとされ、肥満予防や、母親の愛情が増して虐待防止にもつながるとの研究もあります。
  しかし、そんなことを今さらながらガイドブックにしてまで指導しなければならないなんて、親としてはちょっと情けない気もしました。
  親を取り巻く生活環境や社会環境に、まず問題があるのではないかと思います。ガイドに頼らないと、母乳の良さや大切さを理解できない親がいること自体が問題だと思うのです。

父親の4分の1、平日の接触ほとんどない
(2007年2月)
    内閣府は3日、小中学生とその親を対象にした「低年齢少年の生活と意識に関する調査」の結果を発表しました。父親の約4分の1が子どもとの平日の接触が「ほとんどない」と答え、中学生の約7割が進学や友人関係などで悩んでいたのに、悩みを知っている父親は約3割にとどまったとのこと。
  一方、子どもの悩みを知っているかを親に尋ねると、母親は65%が「知っている」「まあ知っている」と答えたのに対し、父親は31%にとどまったそうで、子どもとの平日の接触は、父母とも「1時間くらい」がそれぞれ24%、29%と最多だったが、「ほとんどない」は父親23%、母親4%と大きな差が出ました。特に父親は同じ質問をした00年の前回調査より9ポイント増加したとのことです。
  年々父親の子供との触れ合う時間が減っていることに、寂しさを感じると共に、もっと子供と触れ合う時間を持つことに努力をし、お互いの気持ちが通じ合える関係を作っていきたいと改めて思いました。

昼夜照明で「睡眠リズム」混乱 成長に影響も
(2006年9月)
    昼夜連続して照明のついた環境が、新生児や乳幼児の脳の活動に
影響を与え、「睡眠覚せいリズム」を乱す可能性があることを東北大病
院の研究グループが突き止めたそうです。
  夜間照明が乳幼児の成長(体重増加)に影響を与えることは別の研究で分かっていたが、脳科学の分野でもメカニズムの一部が明らかになったとのこと。
  生まれたばかりのマウスを24時間明かりを付けたままの状態で育てると 、睡眠や覚せいにかかわる「体内時計」の活動が乱れることを、東北大病院周産母子センターの太田英伸助手(発達生理学)らのグループが突き止めたそうです。マウスとヒトは脳のメカニズムが類似しているそうで、同様の作用はヒトの赤ちゃんでも起こる可能性があり、夜型化が進むライフスタイルに警鐘を鳴らす結果といえるそうです。
 研究は米バンダービルト大との共同で、米国の小児科専門誌「ペディアトリック・リサーチ」に発表されました。
  我が家も子供の夜泣きの時にすぐに視覚で判断できるように
小さい電球を点けていたので、その程度の照明でも影響があったのかは今後、注目していきたい話題でした。

早寝早起き運動、「キレる子」対策の一環
(2006年8月)
    文部科学省は15日、「キレる」子ども対策の一環として、乳幼児が規則正しい生活リズムを身に付けるための取り組みを2007年度から全国の幼稚園や保育所で行う方針を固めたそうです。
  子どもの生活習慣改善を目指し、06年度から全国45地域の小学校を中心に進めている「早寝早起き朝ごはん」運動を拡大し、新たに全国35地域で、就学前の乳幼児まで対象に含めるとのこと。
  近年、共働きや夜型生活の増加で、あたりまえの”早寝早起き朝ごはん”ができなくなってきているのはとても問題ですね。こういった取り組みの拡大と共に、我々親の自覚も改めていきたいと思います。

1歳〜3歳の1割に朝食抜きの傾向
(2006年6月)
    1〜3歳の乳幼児の約1割が朝食を食べていないことがあり、寝る時間が遅かったり母親が欠食気味だったりするほど、その傾向が強いことが厚生労働省の乳幼児栄養調査で分かったらしい。
  これは、生活リズムが定着する時期でもあり非常に問題であると指摘している。又、就寝時間が10時以降の遅い時間になるほど欠食の傾向が強まり、朝起きれないことや睡眠不足による食欲不振が影響されるとしています。
  子供は親に導かれて生活習慣を学んでいくわけで、改めて親の生活習慣を見直し、子供に悪い影響を与えないように努力すべきであると再認識させられました。幸いにも毎日の朝食は欠かしてませんが。^^

夫の家事や育児、子どもの生まれやすさに影響
(2006年3月)
    厚生労働省は、子育て世代の意識を調べる「成年者縦断調査」の結果で、”夫が家事・育児に充てる時間の長さや、妻の勤務先の育児休業制度の有無が、子どもの出産に影響している”と発表しました。「子どもが欲しい」と考えていた夫婦のうち、夫の休日の家事・育児時間が増えた場合、30・4%が1年以内に子どもが生まれていた。逆に減った場合は20・2%にとどまっていたそうです。職場に育児休業制度がある既婚女性のうち14・3%が出産していたのに対し、制度がないと5・2%にとどまり、差がくっきりと浮かび出ました。
  働く女性をどれだけサポートしてあげられるか。体力だけでなく精神的な安定も、微妙な体の変化に影響しているのかもしれませんね。

赤ちゃんのイオン飲料、飲ませすぎに注意
(2006年2月)
    水やミルクの代わりに、イオン飲料を赤ちゃんに飲ませる親が増えているそうです。イオン飲料には糖質が含まれているので、他の飲み物を飲まなくなったり、子供の食欲がなくなったりして栄養のバランスが崩れてしまう危険があるとのこと。500ミリリットルのペットボトルの場合、糖分は3ミリグラムのスティックシュガーに換算して、約8〜11本分も入っているそうです。
  酸性のイオン飲料が長く歯と接触すると虫歯にもなりやすいということで、”だらだら飲み”をさせないようにと「小児科と小児歯科の保険検討委員会」は警告しています。
  手軽に飲めるイオン飲料ですが、よく理解したうえで上手に活用していきたいですね。

成人する時は補助輪はずす時
(2006年1月)
    子供が自立するということは、自転車の補助輪をはずすことだという記事を読んだ。補助輪を外す手助けをしないと、なかなか一人立ちできないが、手助けをして一度乗れるようになれば、あとは一人でどこへでも行ける。親は、将来のゴールを決めてやるのではなく、ゴールを見つける為の”心のよりどころ”を見つける為の手助けをしてあげるのが良いという考え方です。
  心のよりどころ=夢中になれること、好きなことを見つければ、それは一生懸命になれる絶対的なパワーの源になる。くじけてもやり直すための何ものにも左右されない”心のよりどころ”が補助輪を外したあとのペダルを継続させるのだ。
  私も、子供の補助輪を上手く外してあげられるような支えになってあげたいと感じました。

子供の「叱られる権利」
(2005年11月)
    「日本のガンジー」とも称された賀川豊彦氏は、自身が提唱した「子供の権利6条」の中で、食べる権利、遊ぶ権利などと並んで「叱られる権利」を挙げています。さまざまな年代、職業、個性の人々と日常的に触れ合い、叱られ、自らの行動を省みる中で、子供たちは自然に自分と違う立場の人の身になって考えるという想像力を身に付けていったといいます。また、周りの大人の所作をまねすることで礼儀作法を学び、集団の中で生きるルールを体得したということです。
  このことからも、我々大人の子供に対する責任の大きさ、重さが伝わってきます。子供が「叱られる」ということ、子供たちを「叱る」ということの権利を大切に行使していきたいと思いました。

「乳幼児教育が重要」キレる子増加で文科省会議
(2005年10月)
    怒りや喜びなど一過性の感情の動き「情動」について、文部科学省の検討会は、「情動は5歳までに原型が形成されるため、乳幼児教育が重要だ」とする報告書をまとめたそうです。
  感情をうまく制御できない「キレる子ども」の増加が指摘されていることを受け、検討会では脳科学や医学、教育心理学などの専門家が各分野の研究を発表、教育に応用できる成果を探ったところ、これまでの研究から科学的に判明したものとして(1)情動は生まれてから5歳くらいまでに原型が形成される(2)子どもが安定した自己を形成するには他者、特に保護者の役割が重要(3)子どもの心の成長には、基本的な生活リズムや食育が重要−などを挙げた。
  相手と一緒にいることで安心感や満足感を得られる「愛着」の形成の必要性も指摘。乳幼児期から良好な親子関係などを築き、愛着体験を豊かにすることで、対人関係能力や言語能力が伸長するとのことらしい。
  白紙の状態で生まれてくる子供たちを、親がどれだけ責任を持って真剣に受けとめ、愛情を注げるかが非常に重要だということを、改めて感じたニュースでした。

「頼られたい」お父さんは週末が”子育て日”
(2005年9月)
    怖いお父さん、頑固なお父さんが少なくなり、友達のようなお父さんが増えていると言われています。また、育児や子育てに関心を持つパパも増えてきているようですが、実際に今の父親はどのような父親になりたいと思っているのか。
  こういった調査をおこなった結果、「頼りになる」父親になりたいと思っているパパさんが最も多いことが分かりました。
そして、「頼りになる」パパを目指す為に「子供との対話」を非常に重要視していることがわかりました。
  以下、「何でもできる」「やさしい」「威厳のある」・・・と続きます。
仕事人間ではなく、子供との絆を強くするために頼りになる父親でありたいと思う、今どきの父親の本音を垣間見た気がしました。
  私も、やっぱりいざという時に頼られる存在でいたいです。^^;

児童虐待最多105件
(2005年8月)
    今年の1月〜6月に摘発された児童虐待事件が105件に上り、00年の児童虐待防止法施行後最も多かったことが警察庁のまとめでわかったそうです。被害児童は108人で、うち22人が死亡で検挙者は116人だったらしい。
  被害児童の内訳は殺人や暴行などが82人、性的虐待が23人、食事を与えなかったり長時間にわたって放置する怠慢・拒否が3人でした。
  被害児童数より、検挙者が多いということは複数の大人が一人を虐待していたということであり、大変悲しい事実です。
  殺人などで82人もの犠牲が出たこともショックですが、怠慢・拒否という一見身近に起き得る内容も”虐待”として成立してしまうことに襟元を正される気分になりました。法律が出来てから増えたという事実も、しっかり受け止めて、改めて早急な改善対策を講じなければならないと思いました。

新学期が始まって1ヶ月は「リスクの時期」
(2005年5月)
    卒業、入学など行事が続いた後、新しい環境に移り、緊張し疲れが出る。お茶の水女子大のある助教授はこの時期を「リスクの時期」と呼ぶそうです。新しい環境に慣れようと頑張ったぶん、体も心も疲れが出やすい時期らしい。
  何となく元気が出ない。落ち込んだり、だるくなったり。「学校に行きたくない」と言い出したり、熱が出たり。子供はストレスを言葉でうまく表せず、お腹が痛い、気持ち悪い、などと訴えることが多いとのこと。過度に心配する必要はないが、気分の変化を丁寧に見てあげ、「自分らしくて大丈夫」というメッセージを伝えることが大事らしい。思い切って習い事を休ませてゆっくりさせたり、テレビゲームにむかってぼんやりしていても、あまり口出ししないこと。
  変化の中で揺れ動くことは、子供たちが新たな可能性を見つけたり、大きく飛躍したりするチャンスでもあるという。不調が長引く時は、かかりつけの小児科医や児童精神科医に相談するのが解決への第一歩らしいが、まずは気持ちを開放することも大事とのこと。
  親子で粘土遊びをするのはストレス発散とスキンシップを兼ねた有効な遊び方らしい。歌を歌ったり、劇を見たり演じたりするのも喜怒哀楽を素直に表現する手段として自信を取り戻すきっかけにもなるとのこと。
  まずは緊張した心と体を休ませてあげることが大事らしい。

妊娠中の酒・たばこは危険…赤ちゃん体重減に
(2005年3月)
    妊娠中に母親がたばこをすったり、酒を飲んだりすると、赤ちゃんの出生体重が減少してしまうことが、国立健康・栄養研究所の主任研究員らの分析で明らかになったそうです。
  出生体重が少ないと、乳児期の死亡率が高まるほか、成人後も生活習慣病になる危険が高まるとされており、研究者は「妊娠中の喫煙、飲酒は控えるべきだ」と訴えています。
  研究チームは2000年に実施された国の乳幼児発育調査データをもとに、単胎(胎児1人)で順調に生まれた赤ちゃん9120人について調べたところ、その結果、妊娠中の母親の喫煙率は10・0%、妊娠中に週3回以上酒を飲む習慣のある母親の割合は1・4%で、生まれた赤ちゃんの体重と対比させると、たばこが1日1本増えるごとに9・4グラム、飲酒習慣がある場合は70・5グラム減少する計算になったとのこと。
  喫煙で血中の一酸化炭素濃度が上昇し、胎児に十分な酸素が運ばれなくなるのに加え、母体でビタミンCなどが消費され、栄養分が不足するためらしいです。

子供の誤飲、煙草が4割 携帯グッズも増加傾向
(2005年1月)
    子供の誤飲事故はたばこが4割を占めて最も多く、ストラップなど携帯電話の関連グッズも増加傾向にあることが、厚生労働省のまとめた「家庭用品にかかる健康被害病院モニター報告」で分かったそうです。
  我が家ではタバコやストラップはないので該当はしませんが、確かに増加するでしょう。それ以外にも小さいものは本当に危険です。日頃から何度もよく言って聞かせ、十分に注意を払う必要がありますね。おままごとで食べる真似をしている時が注意です。実際に口に含んでいる事があります。

子供にとっての食事の意味は学習の場でもある
(2004年12月)
    子供にとっての食事は単に必要な栄養を摂るということだけではなく、人との関わり方を学びそこで交わされる会話を聞き、表情を読み取り雰囲気を感じ取り、コミュニケーションの場として大切な時間を過ごしているという部分も含まれます。そこでは会話の中に社会のルールやマナー、集団で何かをするという考え方やセンスも学ぶことになります。最近では親との食事の時間がバラバラで一緒に食べない時間が増えています。一人食べというのは人格形成にも大いに関係してくるものと考えられており、思春期の重要な時期に食卓を通じての親との係わり合いは欠かせないものです。自分の存在が受け入れられ、一緒の空間を共有しコミュニケーションを取る。子供にとっての食事の時間は親にとっても重要なふれあいの場なのです。

妊娠中、育児中のデンタルケアも大切に
(2004年11月)
    赤ちゃんの歯(乳歯)は妊娠3ヵ月頃、大人の歯(永久歯)は出産する頃から歯ぐきの下で準備されているそうです。実際に永久歯が生えるのは6歳ぐらいからですが、出産の頃から大人の歯の”芽”はできはじめているということです。
  虫歯は人にうつる感染病です。1歳7ヶ月から2歳7ヶ月の間に虫歯菌がうつると、虫歯の発症する確立が高くなるそうです。健康な歯をもった赤ちゃんを産み育てる為にも、妊娠中や育児中の女性は虫歯や歯周病の治療などをしておくほうがよいとのこと。
  糖分の多い食事は虫歯の原因となるプラークが発生しやすくなります。食生活にも注意が必要です。乳児は味覚がほぼ完成されるのが3歳ごろまでなので、いろいろな味を覚えさせることで好き嫌いを減らすことが大切だそうです。母親の食傾向は75%の割合で子供に引き継がれるそうで、まず親から食生活に気をつけることが大事だそうです。
  我が家は幸い家族みんながほとんど好き嫌いがないので(ゼロに近い)ハルカはなんでもよく食べてくれます。実はこの話しも聞いたことがあり、可能なかぎり虫歯菌をうつさない努力をしてきました。果たしてハルカは虫歯になりにくくなったのでしょうか?楽しみです。^^

全国推進連盟がいっぱい
(2004年10月)
    ある小学5年生の男の子がパソコンで作った名刺を差し出した。「全国あいさつ運動推進連盟会長」とある。学校見学におとずれた大人達に「こんにちは」と話しかけ、「ぜひ会員になってください。気持ちのいい挨拶を広げていきましょう」。ある学校で、挨拶でも発言でも口がモゴモゴと小さい声しか出ない子供達に、コミュニケーションの基本を大切にさせたくあいさつ係りを決めようと考えたところ、「”係り”より”推進連盟”と名づけた方が面白い」、「”全国”をつけたらスケールも大きくてかっこいい」ということになり生徒達の案でこのような連盟ができたそうです。友達や父母らに呼びかけ会員は70人を越えたとのこと。転校生にも積極的に声をかけてあげたり成果は上々だ。「笑顔いっぱい推進連盟」「美しい言葉を使おう連盟」など今は6団体あるらしい。男の子は「ゴミをゼロにする会」を立ち上げる予定だそうだ。子供達はどんどん想像を膨らませ、大人のできないことを次々チャレンジする。このすばらしいアイデアを私達も実践してみたいと思いませんか?とりあえず「お年寄りや妊婦にやさしく手を貸す会」でも立ち上げてみようか。

ベビーカーに乗せたままバスに乗れるの?
(2004年9月)
    ある子持ちの女性がどうしても抱っこができない状況で、子供をベビーカーに乗せたままバスに乗ろうとしたら、規則だからの一点張りで乗せてもらえなかった。ママは「他の荷物を抱えてベビーカーを畳んでさらに子供を抱っこして乗れというのでは、危なくてバスは利用できない」と言う。日本バス協会は”畳んで乗車”というのが原則だ。畳まずに乗るのは使用上の想定外で安全が保障できないかららしい。”ベビーカーを固定する時間で出発が遅れる”という客の声もある。有効なノンステップバスの普及率も6年後で全車両の25%が目標という低さ。
  大阪産業大学工学部の助教授は交通バリアフリー法が高齢者と身障者だけを対象としていることを疑問視している。しかし、利用を望んでいる子連れ利用者に聞き取り調査をしたところ、迷惑を考え心理的負担を強いられている親が多いことが分かった。子連れだと迷惑が掛かると感じる今の社会のあり方が変わることが大切だとのこと。
  私は、幸いバスの乗車でこういった経験で悲しい思いをしたことはありません。しかし、色んな分野で子育てをしやすい環境が重視されつつある時代にバス分野のこういった状況は時代遅れといわざるを得ません。少子化を食い止める要因の一つにもなりうるこの現状を、できるだけ早く改善してもらいたいと思います。尚、ベビーカーをバスに固定する作業は1分程度で済むそうです。お互いの思いやりも必要ですね。

児童の顔にモザイク処理 小学校HPで
(2004年8月)
    京都・滋賀など全国の小学校のインターネットホームページ(HP)から児童の「顔」が次々と消えているそうです。個人が特定できないよう写真にモザイクを施したり、顔が出ていないか各校の更新を逐一チェックする教委も。教委や校長は、個人情報保護や児童の安全確保の観点から必要とするが、現場の教員らからは「学校の主役である児童を登場させられないなんて」と戸惑いの声も聞かれるとのこと。
  こういった措置について、京都市内のある校長は「個人情報保護に加え、児童が犯罪に巻き込まれないためには当然」。一方、別の学校の情報担当教員は「神経質になりすぎでは。生き生きした子どもの写真を使ってこそ、情報発信になる」と困惑しているとのことです。
  このHPもはるかの顔をフリーにオープンにはしていません。悲しいことに昔に比べて物騒な世の中になりました。住所などが分からなければ別に大丈夫とも思えますが、学校は住所もクラスも容易に判別できるだけに小学校での痛ましい事件を考えると、神経質になる気持ちもわかります。個人的には、学校のHPで顔を露骨にオープンにするのは危険だと思っています。顔をアップにしなくても生き生きした情報発信はできます。逆にモザイクをかけるというのも、犯人じゃあるまいし最低な隠し方だと思います。
  そういえば、子供の顔を出しているのに親は顔を隠しているHPがたくさんあることに気がつきます。親は恥ずかしいから(?)イヤなのに、子供は(親バカで)他人に見せたいからオープンにするというのはちょっと矛盾を感じずにはいられません。でも自慢したいですよね。^^;

子供の溺水事故 9割は自宅
(2004年7月)
    日本では年間200人以上の子供達が溺水で亡くなっている。世界的にみても日本はフランスの2.3倍、ドイツの4.7倍、イタリアの7倍と高い。日本での特徴は、2歳の誕生日までの浴槽での溺死が多いこと。川や海での事故を想像するかもしれませんが9割が浴槽であるらしい。ママが洗髪中や、電話に出たわずかな時間で浴槽に転落するのです。日本は地震や節水対策として残し湯が4割の家庭に見られるらしいが、この残し湯に子供が犠牲になっているのです。特に二歳までの子供の家庭は残し湯をしないか、鍵やストッパーを用意して工夫をするべきだとのこと。はるかも浴槽に一緒にいる時に、何回か滑って浴槽に沈みかけたことがあります。少しでも目を離さないようにしたいものです。

パソコンに熱中するとキレ易い 脳科学者が指摘
(2004年6月)
    長時間のパソコン使用が脳の働きに悪影響を及ぼすとの見方が 脳科学者から示されている。「パソコンやテレビゲームに長時間興じると、創造力や理性など人間らしさに関係する脳の前頭前野と呼ばれる部分の機能が低下する」。
  テレビゲームを週4〜6回、1回2〜7時間しているのが“ゲーム脳人間タイプ”。教授によると、“ゲーム脳人間タイプ”の若者の多くは「記憶力が非常に乏しく、キレやすい」らしい。
  ゲーム脳タイプの人になると、視覚野に入ってきた情報は前頭前野に伝わらず、直接運動野に伝えられるようになる。「敵が現われたとき、いちいち考えずにすぐに手がコントローラーを操作する」という状態。シューティングゲームなどをやり込んだことのある人なら、誰でも経験したことがある。しかしこの状態が長く続くと、前頭前野が使われなくなり、活動はどんどん低下する。使われなくなるから当然、思考能力は落ちてβ波も消滅していく、ということだそうです。また前頭前野は思考を司るのと同時に、動物的な激情を抑え、人間的な理性をコントロールするする役割も持っているそうで、前頭前野が働かなくなれば、人間は激情型になるそうです。
  と、まぁこんな研究をしている人もいるんだなぁと思いました。全てがこんなにキレる人ばかりではないと思うし、ちょっと大袈裟な気もしますが、まったく影響が無いとは言えないし結構影響がある気はします。昔と明らかに変わったことは、外で遊ばずに家でゲームやパソコンをいじる時間が圧倒的に増えているということですから。気をつけたいです。

おにいちゃんのバイト 名古屋在住の主婦の方
(2004年6月)
    そこのご家庭は小学3年生の息子さんがいる。息子は土・日・祝日と依頼のある日に限り、早朝アルバイトをしているそうです。仕事は4歳になった妹のベビーシッター。お弁当作りで時間に追われることの無い休日。朝寝坊したいお母さんが彼の雇い主。目は覚めているけれど、横たわっていられるだけで楽になる。
  だいたい7時から8時の1時間で自給300円。お小遣いが無く、ゲームソフトや自転車、マンガなどと年々欲しいものが増えてきている息子には、割のいいバイトとなる。時間内に妹が泣いたりケンカしたりすると減給。着替えをさせ、冷蔵庫からお茶をだしてやり、何よりも気分屋の妹を飽きさせてはいけない。
  絵本を読み、一緒に遊び、最近で平仮名まで教えている。いい仕事ぶりらしい。「あー、働くって大変だなぁ。我慢ばっかり。お父さんも我慢してるの?」と息子がつぶやく。「お金を稼ぐって、思い通りにはいかないね」と、余分に休めたお母さんは機嫌よく返事をする。
  初のバイト代で幼いお得意様に小さな人形をプレゼントして、大満足の息子。今朝も2人の小さな笑い声を聞きながらお母さんはゆっくり1時間を楽しみ、休んでいるそうです。
  我が家は、まだハルカ一人ですが姉妹ができたら、こんな工夫は素敵だなぁと感じました。

制御できぬネットの言葉 シンポで専門家指摘
(2004年6月)
    児童心理学や教育社会学の研究者らでつくる「日本子ども社会学会」が13日、福岡市で開催した公開シンポジウム「子どもは変わったか」で、子どもたちが最先端の電子メディアに巻き込まれる危うさが指摘されました。
  お茶の水女子大の学長(児童学)は、インターネットのチャットの会話について「ネット上の言葉が発する力を、大人は理性で制御できても子どもにはできない」と述べ、さらに「ネット上の言葉は観客を想定したショー的な面を持つ。『殺してやる』と書けば本当に殺さねばならなくなるなど、そのショーを完成させるために自分が発した言葉に自分が規制され、時に異常な行動に出てしまうことがあるのではないか」と分析。
  また、東京成徳大の教授(教育社会学)は、電子メディアと子どもの接触について「バーチャルな経験が増えて実際の体験が不足し、人間関係が未成熟なまま成長してしまう。今の子どもたちに生の体験をどう積ませ、どのように生き方を見つけさせるかを考えねばならない」と述べたそうです。
  我が家のパパも個人的には子供のメールやチャットの利用には大反対です。大人でさえ言葉が足りずに相手を怒らせてしまうことがあるのに、表現力に乏しい子供には危険すぎると考えています。相手の表情や、口調を意識した実際の会話を、文字だけで操るには幼すぎます。車の運転をしていると気が荒くなるのと同じで、自分の空間の中で相手をしていると気の使い方が違ってきます。直接怒鳴られることもないし、殴られるわけでもない。直接文句の言えない相手は、悶々と不愉快指数が増していくばかりでしょう。
  それに気がつかないで調子に乗りすぎた時に相手が爆発するのです。かと言ってこれからの時代、避けて通れないネット社会。”チャットはハタチを過ぎてから。。。”お酒やタバコじゃないけれど、そんな気にさせられてしまいます。

「家族で食事」子供に大事 5年間追跡調査
(2004年5月)
    保育園で過ごす時間の長さは子供の発達にほとんど影響せず、家族で食事をしているか、親に育児相談をする相手がいるかなどの要因が発達を左右する−。全国の夜間保育園の園児らを5年間追跡した厚生労働省研究班がこんな結果をまとめたそうです。
  全国の夜間保育園約80カ所の園児3000人前後で、一定の基準を満たした認可保育園に限った調査ですが、家族で食事をする機会がめったにない子供はある子供より、他人の話し掛けに答えるなど対人技術の発達が遅れるリスクが70倍、理解度が遅れるリスクは44倍高かったとのこと。
  保育時間の長さではコミュニケーションや子供の運動能力の差はなかったようです。保育園に通わせている我が家としてもホッとしたと同時に、家にいる短時間での親子の適切な触れ合いが重要なことが改めて分った記事でした。

乳幼児期にテレビ見すぎると注意散漫
(2004年4月)
    乳幼児期にテレビを多く見た子供ほど7歳の時に集中力が弱い、落ち着きが無い、衝動的などの注意欠陥障害になる危険性が大きい−。米小児科学会機関誌に掲載された報告では乳幼児のテレビ視聴は制限すべきとの見解を示したそうです。
  ワシントン大学小児科学部で1歳と3歳のグループで計2623人のデータを分析したところ、テレビの1日平均視聴時間は1歳で2.2時間、3歳で3.6時間で、視聴時間が1時間延びるごとに7歳になった時に注意欠陥障害が起こる可能性は10%高くなることが判ったとのこと。
  我が家は今のところテレビは見せていないので限りなく0時間です。(2歳の時点)
  将来は友達との会話や情報収集などテレビの必要性も感じていますが、現状では見るよりは見ない方がいい方向に向くかなと思っています。

乳幼児期に長時間見ると言葉に遅れ
(2004年3月)
    テレビやビデオを長時間見る家庭の子供は、そうでない子供に比べて言葉の発達が遅くなることが判明−。言語発達に重要な時期である乳幼児期はテレビ・ビデオの影響を認識すべきと指摘し、2歳以下の子供にはテレビを長時間見せない方が良いとの見解を示したそうです。
  日本小児科学会が1歳半の子供1900人を対象に調査した結果、テレビなどを見る時間が1日あたりで最も長い「子供が4時間以上、家族が8時間以上」の家庭の子供は、最も短い「子供が4時間未満、家族が8時間未満」の子供と比べて「まんま(ママ)」などの意味のある言葉を話すことができるのが約1/2であるということが判明したとのこと。
  ハルカにはテレビを見せていないこともあってか、確かにお友達と比較してもお話するのは非常に早かったし、意味を理解しながら会話として成り立つ段階もかなり早かったです。


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