エピソード[:最高の誕生日が始まった≪ミラコスタ編≫(中編) チェックインを済ませ、再びシーに戻った我々は、またまたエレクトリックレール ウェイで移動。 アメリカンウォーターフロントのエリアで、2つほどアトラクションをこなす。 その中の”ストームライダー”という、飛行船に乗って台風に向かっていく、 スクリーンで疑似体験をするアトラクションにハルカと二人で行った。 我々の乗った機体は予想通りハプニングに見舞われ、ガタガタ揺れるし、 ミサイルは突っ込んでくるわ墜落しそうになるわでハルカも隣りでヒーヒー 言ってます。 おまけに台風の中の設定なので穴のあいた機体から雨が降ってきて(擬似で) 頭から濡れてくるわで、ハルカは頭を抱えて下を向き「怖い〜(T_T」を 連発!擬似とわかっていてもやっぱり小さい子には充分の内容だった。^^; (ホント、リアクションがおもしろい。。。) 次にミステリアスアイランドに戻り4つのアトラクションを楽しむ。コーヒーカップの クルクル回るのがあるのだが、ハルカが乗りたいとせがむ。。。 ママは無理だからパパしかいない。しかし、パパはめちゃくちゃ苦手なのよ! 気持ち悪くなっちゃうッ!! こうなったら全然回さないでじっと乗っていよう。。。 しかし甘かった・・・このコーヒーカップはゆっくり回りながらさらに8の字に 移動するのだった。。。 全然回してないのに景色が異常に早く流れていく。しかも8の字に・・・。 気持ち悪くなるのに10秒もかからなかった。 耐えられ〜ん!!(@o@;) しかし、父親の威厳を保つためには目をつぶるわけにはいかなかった。 目の前のハルカに顔を近づけ、どアップにしてひたすら見続けるパパ・・・。 これなら止まっているハルカしか目に入らない。。。しかし、どうしても横から 目に入る後ろの景色が超高速で流れていく。 まずい・・・このままでは、この後の一日が台無しになる。ホテルの食事も 食べられなくなる。。。しかし目はつぶれない。。。 しかも、このアトラクションけっこう長いんですけどぉぉおおお!!!(T。T) こうなったら!!。。。とっさに下を向くパパ。カップ中央の回すテーブルを ひたすら見つめるッ!これなら景色は動かない・・・。 しかし、下を見っぱなしだとかっこ悪いので、ハルカの顔とかわるがわるアップで 見続けるッ!!そして笑ってごまかすッ!!! しかし、その行為がすでにめちゃくちゃかっこ悪いんですけどぉぉおおお!!!(T_T) やっとのことで終わり、フラフラで帰還。ハルカに「気持ち悪くなってない? 大丈夫?」と聞いてみたが「全然。ハルちゃん大丈夫・・・。」 「あ、そう。。。」すごいのねハルキチ。。。二度と誘わないでね。。。 そして子供用だが、ジェットコースターにも乗った。試しに「バンザイして乗る?」と 言ってみたら。「ウン!」と返事。 大丈夫かと思ったが本当にバンザイしてる。。。。。 やるな、ハルキチ。。。。。 徐々に日も暮れて薄暗くなってきたので、周りに明かりが点燈し始めてきた。 夜のシーもいいよね。しかも帰る時間を気にしなくていいなんて。。。 あ〜、小市民の至福♪ ミラコスタでの夕食はPM7:00から。もちろん電話で予約済み。もうすぐ6:00。 まだ1時間ある。 残るはアリエル(人魚)と写真を撮れるブースがあるので、そこに寄ってから、 夜のゴンドラでも満喫してフィニッシュするか! どうせ空いてるからすぐ入れるだろう。 そう思いながらアリエルのもとへ・・・。お〜!!入り口の立て札の所には 並んでいる人がいない!ラッキー!すぐ入れそうだ!! 待ち時間は何分かなぁ?・・・そう思いながら立て札を見る。。。 「本日は終了いたしました。」 横にいたお姉さんが笑顔で言う。「今、ご案内しているお客様で終了で〜す!」 久々に見た悪魔の笑顔だった。。。パンフレットに書いてある。。。 ”6:00で終了”と・・・・。すまん、ハルキチ。やっちまったよ。。。次回に持ち越し。 「しょうがないね。ゴンドラに移動するか!」 気を取り直して移動開始。それにしても移動手段のメインが歩きだから 結構いい運動になります・・・。 そしてベネチアンゴンドラへ。ゴンドラのお兄さんが橋の入り口で仁王立ち。 「ただ今、7:00からの水上ショーの準備の為に休止しておりま〜す!!」 悪魔は、お姉さんだけではなかった。。。 パパはさすがに足元から崩れそうになったが、できないものはしょうがない。 トイレにも立ち寄って、歩いてるだけですでに20分過ぎている。。。 何も乗れずに、ハルカもさすがに疲れ始めてきた。 「もう暗くなったし、ホテルに行こうか!荷物を置いて食事にそなえよう!」。。。 暗くなると眠くなる習性のハルカを察して、パパは決断した。 一日充分に楽しんだので、アトラクションの満足度はすでにピークに達していた 三人は、ミラコスタでの晩餐に気持ちが少しずつ切り替わっていたのも事実だ。 「よ〜しッ!部屋に戻ろう!」 「お帰りなさい!」笑顔で迎えられながら部屋に戻った我々は、5階からのシーの 夜景を見ながら一息ついた。 ほどなく予約時間の10分前になったので、2階のレストランに移動。 ここも当然、電話で予約済み。「あ〜、ちみちみ!予約しておいた、はるぱぱ 御一行だが一番いい席に案内してくれたまえ」 そんな気分で入り口に近づくパパ。「予約していたはるぱぱ一家です」と相方が ごくごく普通に言う。。。後ろに従う、手をつないで立つパパとハルカ・・・。 入り口で5分程待たされたが、その間に受付のお姉さんに「おめでとう」コールを 浴びて照れるハルカ。いいかげん慣れろ。。。 ホテルでの晩餐は、イタリアン料理のコースである。ハルカもお子様コースを 楽しみに待つ。全部食えるのか。ここでタッパーには詰められんぞ・・・。 予約の際に一応、「誕生日なのでなんとか窓側を・・・」と言っておいたので 「確約はできませんが・・・」と言われてたが、窓側が空けられており大成功。 2時間のひと時をオーシャンビューで楽しめるわけだが、実はシーの夜景を楽し む以外にもう一つ狙いがあった。 水上ショー”ブラヴィッシーモ!”の始まる時間が20:05から。。。食事は19:00 から21:00まで。。。 そう!食事をしながらショーを観るというわけだ!2階から見る特等席である! 料理を待つ間に、レストランのお姉さんがやってきた。「記念のお写真をお撮り しますので・・・」夜景をバックに三人並んでパチリとやった。 そして、順番に出てくる料理。ハルカのはミッキーの形のプレートに盛り付け られた大人心までくすぐる可愛い料理。 美味しい料理に舌鼓を打っていると、いよいよショーの時間が始まった。 水上ショー”ブラヴィッシーモ!”はかなりのスケールのショーである。大量の水と 火が使われるのだが、なんと瞬間的に大きな炎は火の熱さがガラス越しに 伝わってくるではないか! 斜め上から見るショーの風景は全体をパノラマで見ることができ、違った迫力が 体験できた。三人ともダンマリでひたすらショーに圧倒される。。。 ショーが終わると、我々を含めお客の拍手がレストラン中に響いた。ショーの間、 ハルカのお皿は何一つ減っていなかった。 いよいよ食事もデザートを残すのみとなった時、またまたお姉さんがやってきた。 「本日は、ハルカちゃんのお誕生日ですので、特別なケーキを御用意いたし ました」なんと可愛らしい、ミッキーの顔の形状立体チョコドーム&アイス& ケーキ添えである!もちろんケーキと一緒に記念撮影。 ハルカの顔は崩れっぱなし。(≧∀≦) そして、他の係り男性2名もやってきて三人衆が我々のテーブルを囲む。。。 お姉さんが一言「今日は、ハルカちゃんの4歳のお誕生日ですのでお祝いの歌を 歌いたいと思います。それではみなさん、名前は”ハルカちゃん”で宜しくお願い します」手拍子で我々も含め5人で大合唱が始まる! 「ハッピバースデーツーユー♪・・・・」他のテーブルの人達も一緒に拍手を 始めてくれる。ニヤニヤ、デレデレ顔のハルカ。「・・・ディア、ハルカちゃ〜ん! ハッピバースデーツーユー!♪おめでと〜ございま〜すッ!!」 みんなの拍手で幸せな歌は無事に終了。パパも拍手をしてくれた他のテーブル の方にアイコンタクトでお辞儀をする。 「ハルちゃん、今までで一番嬉しい!」と感激の様子。その言葉にパパも 嬉しくて少し泣きそうになる。そしてハルカが、ポロッと「素敵な場所だねぇ・・・」 のセリフ。。。この瞬間に、パパは誕生日旅行が大成功したことを確信した。 贅沢した甲斐があった。。。 おとうちゃん、う〜れすぃぃいいい〜ッ!!! そして最後に、”記念の置時計”・”記念撮影の写真”・”相方が注文した ノンアルコールカクテルで使ったのと同じグラス”が、お土産に手渡された。 すごい待遇だなぁ。レストラン利用者は皆こうなのか?それとも誕生日だから? 手土産まで持たせていただいて恐縮&うれぴーパパ。。。 来年は、このグラスで”相方スペシャル”カクテルを出産祝いで作って あげよう!!カクテル野郎のパパはニヤリと笑うのだった。。。( ̄ー ̄) ちょうど21:00。レストランを後にして部屋に戻った我々は、お風呂で余韻に 浸りながら22:00には床についた。 ハルカも一日歩き回ってヘトヘトなのだろう。あっという間に眠りに落ちていった。 今回のシーは完全リベンジといっていいだろう。気持ちもお腹も満腹だった。 いよいよ明日はランドだ。明日も早起きして楽しむぞぉおおッ!!・・・ あっという間に眠りに落ちたパパである。。。 明日は土曜日。。。激混みだろうなぁ・・・(-_-)zzz...(後編に続く) |
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