エピソードX:町内会集団移動が始まった!≪ぶどう狩り編≫ 今年は夏から秋にかけて台風が5個も10個も上陸しまくり、週末は狙ったように雨・雨・雨・・・。秋晴れはどこへ消えたのかと嘆く日々。。。 しかし嘆いてばかりでもない。なんせ今日はぶどう狩り!前から申し込んでいたぶどう狩りツアーなのだ!!町内会の。。。。 毎年恒例の企画らしい・・・。町内会とてバカにはできない。ちゃ〜んと色々な場所をまわるようになっているのだ。 すっごく久しぶりの快晴!さすがイベント晴れ女ハルカが一緒なだけある。感心感心。^^ そして、朝の5:00・・・・起床しました。集合時間は6:30。子供が小さいと何かと時間が掛かるので仕方ない。まぁ集合場所は歩いて30秒の場所だし。近くてラッキ〜♪ 何とかハルカも起こして出発準備。みんなで軽く朝食を取り、時計は6:25分過ぎ。いざレッツゴー! 玄関を出て数メートル歩くといきなりご年配の方が一人近づいてくる。「はるぱぱさんですか?」「そうですよ」 「もうみんな集まってますから、行きましょうか」「へッ?!そうなんですかぁ?」みんなすごい!。時間前なのにみなさん席に着いてスタンバイOK.いきなり最後。おもいっきり遅刻した気分。。。 立派な観光バスがスタンバってます。「お〜」少し感動しつつ(しょぼいマイクロバスではなかった)乗り込む私たち。そして圧倒される。 わ〜い!みんなご年配の方ばっかり〜!見たとこ55歳以上の方がほとんど〜!若いの私たちだけ〜!^^; 考えてみれば、我々の年代は自分達で車で行くわな・・・。だから皆さん集まりがいいのね。早起きだし。。。ま、いいか。楽しむことにしよう!若造のくせに一番後ろの席を陣取る。 実は、バスガイドのおねえちゃんと添乗員のおにいちゃんもいる。完璧に立派なツアーだ。 ほどなく山梨の勝沼を目指してバスが出発!。。。と、すぐに前から何かがまわってきた。飴玉(のどあめ)の配布だ。。。さすがご年配ツアー。ひとあじ違う。しかも参加者の差し入れである。思いつくところがすごい。 有り難くいただく。少し多めに。。。前から順に自己紹介が始まり、パパも一家を代表でご挨拶。若いやからが何言うかと視線が注がれる・・・。ハルカを盾になんとかクリアした。 バスガイドさんも自己紹介を兼ねてしゃべり始める。若くて初々しい。しかも所々のガイドの際は解説が初々しい。。。なんせ、おもいっきり棒読み口調なんですけど〜ッ!しっかり用意した資料を読んでいる。プロなら暗記しなさい!と思いつつも、まぁ若いからいいか。訳のわからない納得の仕方で済ませるパパ。 高速を駆使して現地に無事到着。それにしてもめちゃめちゃ晴れ!富士山最高!晴れ女ハルカ最高! 最初にぶどう狩りが待っていた。バスを降りて農園の方に案内してもらう。歩いてすぐの場所でいよいよ開始!甲州ぶどうの食べ放題!それ〜!食べるぞ〜!!家族3人のぶどう選定作業が始まる。。。。。1分で終了(1人20秒)・・・。あとはだらだらひたすら食う。 ここでワンポイント。選定の際は粒同士がぎゅっと詰まっているのではなく適度に隙間がある方がおいしいとのことです。へぇ、へぇ、へぇ・・・(o_ _)ノ彡☆ ハルカも1房をほぼ完食。売店でも違う種類を少し足してお土産完了。次への移動が始まりぶどう園をあとにする。 お次はモンデ酒造の工場見学とワインの試飲があるらしい。。。楽しみ♪工場見学をサクッと終わらせ、お待ちかねの試飲のエリアへ。さあ、飲むぞ〜ッ! 10種類近くのワインがならんでいる。順番に制覇していくパパ。ママも目が輝いている。ハルカの出番は無いかと思われたその時、ぶどうジュースの試飲もあることが判明。すかさずハルカが近寄る。試飲はカキ氷のシロップをすくうやつで、小さいプラスチックカップに入れて飲むのだが、はるかは何度もすくっては飲みコップ1杯分はジュースを飲んでしまった。飢えた子供の様に・・・。「ハルカ〜、君は生まれて初めてぶどうジュースを飲むのかなぁ?」・・・聞いてない。。。お土産にもぶどうジュースを買い、パパのワインのお土産は無かった(TT) お次は富士山レーダードーム館の見学。平成11年まで使っていた富士山レーダーを富士の麓までおろして、こうして展示しているらしい。 ハルカには少し難しいので適当にまわる。景色のビデオ上映だけ見てあとは適当にまわる。なんせさっきから時間の経つのが早い。というか、見学時間が短い。色々まわるから仕方ないが、じっくり派のパパとママは少しせわしなく感じる。 お待ちかねの、少し遅めの昼食タイム!河口湖のお土産屋の二階にセッティングされた食堂でいただく。なんか社員旅行みたいだ。もちろんビールをいただく。ご年配の方はいきなり日本酒を飲む人もいる。。。ヘ(゚◇み)ノ~ ヒック! 実は我が家はハルカの分を特に頼んでいないのでパパとママのを分けて食べることになっていた。しかし、そこは最年少のハルカ。どこぞのおじい様からホウトウなべまるまる一個もらう(一人前)。食べきれないからと言ってくださる。有り難いことです。 お腹いっぱいになったところで最後の見学場に移動開始。 富士国際花園というところに到着。そこにはお花とフクロウがこれでもかといわんばかりにいるのだが、なぜお花だけでなくフクロウも一緒なのか?この組み合せってナニ? とりえずフクロウショーが始まるらしいので急いで入場。フクロウショーは1日に2回しかやらないらしい。ラッキー♪ ちなみにフクロウのエサはネズミや昆虫、鳥など・・・。ここでは小鳥をあげているらしい。小鳥って言われても・・・。あげるって言われても・・・。 ここでまたまたワンポイント。メスとオスの見分け方。それは”大きさ”なんだそうだ。大きいのがメス。小さいのがオス。 オスがひたすらエサを取ってきて、ママと子供で食べてしまうらしく、パパはおこぼれ程度らしい。自分は沢山食べなくてもいいように体が小さいんだそうだ。どこかの家族と似ているような・・・。どこ? ショーが終わり、フクロウ達は自分達のオリに戻される。エサ台があった。ありました・・・明らかに小鳥(ヒナ)とわかるカットされたものが・・・鳥だけに鳥肌立つんですけど〜ッ!!(T^T) さすがにフクロウのエサ台はハルカには見せず、大量の花をバックに記念撮影をしたパパ。しかし、あんまり多すぎて死んだ人みたい・・・。 そして判りましたよ花とフクロウの関係が。お土産コーナーは全部フクロウのキャラクター商品ですけど〜ッ!。。。お土産コーナーを作りたいだけでフクロウを集めたのではなかろうか。。。 見学を終え、バスに戻ってきた時に添乗員の男性がハルカに「お帰りなさ〜い♪楽しかったぁ?」と一言。しかしながら、ハルカは初めての男性はすっごく苦手。スネるような目でじ〜っと見つめて無言のお返事。。。「そ、そんな汚れた物を見るような目で・・・」と苦笑いの添乗員さん。へこんでいる添乗員にさらに横からおばさんがダメ押し。「本当によごれてるんじゃあないの(笑)」添乗員さん「・・・・」笑顔がゆがんでます。。。 そして家路に着くことに。帰りのバスでは、これまたどなたかご用意された綾小路きみまろの爆笑カセットテープ。ホンとに皆さんご用意がよろしくて。 でも爆笑。不覚にも大爆笑。テープの中の彼が”この話しのカセットは団体旅行のバスの中でも聴かされるんです”と言っていた。まさに今の私達。よ〜くご存知で。 途中トイレ休憩を入れながらの高速の旅。そしてサービスエリアに寄るたびに何か買ってくるおばさまたち・・・。 前のおじさん達、買ってきたカブのおしんこ出して食べ始めてます・・・。漬物の匂いが漂うバスの後部側。。。隣の子が何か言った。「はるかもなんか食べる・・・・。」おまえか・・・やっぱりね。 仕方なく、飴の後に配られたおせんべいを与えてみる。満足そうに食べ始めた。。。とおもいきや口の中を噛む。「噛んだぁぁぁ〜!」。。。大泣き。 ふと見ると最前列の添乗員の上半身が見えない。横に折れ曲がっているではないか!・・・添乗員の男、おちてるzzzZZZ。 到着直前に最後のご挨拶。女性のガイドさんが「実は、今年入社の新人です」・・・なんとなく判ってはいたが。解説のセリフ棒読みだし。 そこで彼女はこう言った「次回までにはお世辞の一つも言えるようになります!」。客相手にお世辞って・・・。まぁ、ご年配の方は喜ぶかな。 : : : : 以前、北海道でのバスツアーでこんなガイドさんがいた。景色の解説も聞かずにほとんどの人が眠りに落ちている様子を一言・・・「みなさんすっかりあの世行きといった御様子・・・」。起きていたパパ、心の中で大ウケ!!お客に向かって”あの世行き”とは恐るべし!首を垂れたり、半開きの口で頭が横になっていたり、白目むいて寝ていたり・・・。 こいつら〜!と、思いながらだろうか。最高の描写をしたもんである。入社3年〜5年といったところだろうか。 お世辞を通り越して、そこまで言うガイドにはならない方がいいかもね。新人ガイドを見ながらそんなことを思い出したパパであった。 最後はバスで寝ていたハルカ。解散後、帰宅途中のコンビニで晩ご飯を買おうとしたら目がさめる。おそろしい嗅覚である。 まだまだ伝説は続く・・・(完) |
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