昨年から日本酒がおいしく感じるようになりました。
今年は、日本酒がおいしく飲める「おせち料理」を選んでみました。
おしながき
一の重(祝いの肴・口取り)
<祝いの肴>
田作り
味付数の子
にしんの昆布巻き
<口取り>
でんぶの伊達巻
花きり大根の松前漬
二の重(焼き物・酢の物)
<焼き物>
車海老の塩焼
<酢の物・海の幸>
蓮根のピクルス
寒ぶりのたたき
小肌粟漬
三の重(煮物・山の幸)
<煮物・山の幸>
くわいの含煮
八つ頭と車海老の含煮
おせちのお話
<一の重> 祝いの肴・口取り
祝い肴。関東では田作り、数の子、黒豆。関西では田作り、数の子、たたきごぼう。
まめまめしく働くと、根気がつくの違い。今年は丁度違い分作りませんでした。
来年は、夫の住む神戸風と我が家の東京風で両方作ってみようかな。
田作り
昨年より挑戦している田作り。すごく簡単なんですよね。
作りながらつまみ食いして半分の量に成ってしまいました。
香ばしい香りがたまらないです。
味付数の子
白出汁を使って、色よく言出来上がり。
手作りしてみました。
でんぶの伊達巻
協立の黄でんぶを使lった調味料いらずの簡単伊達巻。
今年は焼き色が薄く卵焼きみたいになってしまいましたが、
味は出汁巻き風のしっかりしたにおいしく出来ました。
花きり大根の松前漬
築地で松前漬のセット(きりいかと昆布)と花きり大根を購入。
煮切ったお酒とみりんを加えたら、昆布すごい粘りが・・・。
にしんの昆布巻き
昆布も築地の観物屋さんで上質の日高昆布を購入。
「昆布幅が10cmぐらいに伸びるよ。」と言われたものの、
水に浸しても5cmぐらいにしか成りませんでした。
しかし!鍋で炊いてみると、なんと10cmに伸びていました。
味も昆布の甘い味がはっきりわかるおいしい昆布巻きに出来上がり。
餅は餅やですね。
<二の重> 焼き物・酢の物・海の幸
今年は贅沢に築地で「活車エビ」を購入。よく考えたら「活」!。生きているんですよね。
喜んだのもつかの間、どうしても生きている海老に串をささすことはできませんでした。
仕方なく、お酒に漬けて冷凍して「仮死状態」にしてから調理しました。せっかくの「活」がもったいない・・・。
車海老の塩焼き
塩をたっぷりまぶして、コンロで焼くだけ。
きれいな朱色の海老。
寒ぶりのたたき
「ぶりのたたき」が珍しくお取り寄せしました。
寒ぶりのお刺身と同じに脂がのっていて、
しかも保存が効きます。
蓮根のピクルス
見通しがたつようにと蓮根を使用。
人参を加えなます風にピクルスにしました。
小肌粟漬
今年の小肌粟漬は、しっかり酢漬の出来でした。
若い時は苦手だったのに、これがお酒の肴にあうんだな。
<三の重> 煮物・山の幸
お煮しめはお休みです。しかし、くわいは外せません。今年こそ芽が出るようにとの思いを込めて・・・。
くわいの含煮
今年は甘味を少し強くして、
冷めてもおいしくなるように作りました。
栗きんとんの栗のような味と触感です。
八つ頭と車海老の含煮
車海老はさっと茹でると、きれいな朱色に変わりました。
いつもは、ブラックタイガーや他の海老で代用していましたが、
車海老は、濃厚で甘味のある海老の味でした。
お正月のお菓子
今年もとらやの「花びら餅」をいただきました。
白あんとごぼうが独特で大好きです。
さらに、今年は干し柿の中に白あんのは入った「最勝柿」も加わりました。
この「最勝柿」。実は・・・。
訳あって、年末にお取り寄せした金沢屋さんからの「お年賀」です。
こちらは女性陣に好評でした。。
お雑煮紹介
蒸鶏肉ロールのお雑煮
今年のおせちはお肉料理が少なかったので、鶏肉のお雑煮にしてみました。
もちろんおつゆは澄まし汁。
手羽元をでだしをとりましたが、想像以上に透明なだし汁がとれました。
コクがあり、かつ上品?でおいしくできました。
具は鶏肉ロール(ごぼう、人参)、菜の花、ゆずのシンプル雑煮です。
鶏手羽元のお煮しめ風お雑煮
鶏肉でとった黄金出汁が残ってるので、もう一品お雑煮です。
お煮しめを作らなかったので、お煮しめの具を入れました。
お野菜と鳥肉と、具たっぷりのボリュームたっぷりのお雑煮です。
根野菜にもしっかり味が染みていておいしかった。
具は鶏手羽、菜の花、人参、ごぼう、蓮根、八つ頭、ゆず、三つ葉のお雑煮です。
エピソード
金沢の地酒「天狗舞」お取り寄せ
おいしそうだったので、「寒ぶりのたたき」と一緒にお取り寄せ。
まずは冷で、もったいないけど次はお燗で。
飲み口のよいお酒でした。
年末年始の初お店。
今年のおせちの材料は築地で仕入れました。
その帰りに見つけたのが「鳥藤」。
魚介のイメージの強い築地ですが、親子丼は最高でした。
<いり江の田舎汁粉>
元旦は、富岡八幡宮へ参拝が恒例ですが、
「お参りは着物を着て参拝したい」との夫のこだわりで、元旦は屋台めぐり。
焼きそばに牛串焼き、たこ焼き、ビールと、出店巡りをしました。楽しかった。
最後は、偶然見つけた参道にあった「酉直」。
ジャズの流れる雰囲気のいいお店で、しっぽりと焼き鳥と菊政宗を熱燗でいただきました。
2日目は着物を着て初詣。
最後はやっぱり、いり江のお汁粉です。これでやっと我が家お正月です。
歳神様は何処?。
お正月とは、田の神、山の神である「歳神様」をお迎えし、
1年の幸福を授かる行事。
山奥にお住まいの歳神様が、松に乗って家にやってきて、玄関に駐車。
それが門松。
お迎えした歳神様のより代(居場所)が鏡餅。
歳神様がいらしている目印がしめ縄だそうです。
今年は、駐車の目印になる松がありませんでした。
歳神様は迷子にならずにいらしてくれたかな。
来年は絶対に松を購入したいですね。